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ボンの日本
日本滞在6週間を終えて戻ってきたボン。かなーり楽しかったようで、

「6週間じゃ足りん!来年は丸まる2ヶ月帰る!」

と鼻息が荒い。

ま、よかったね。

友達と自転車に乗って、近所の温泉(大阪の片田舎のため、最近の温泉ブームのせいか源泉が発見され続けている)に遊びに行ったりしていたそうです。

近所のスーパーの食べ物コーナーで買い食いしまくり、盆踊りでも買い食いしまくりの日々だったそうな。

そうしてその感想が、味の感想ではなく

「日本は安いわー。カナダに帰ってきて、カキ氷(スノーボールってあるじゃないですか)があんな小さいので3ドルもするなんて高い!日本なんて150円で山盛りやで!」

とアンタ、主婦ですか?といったものでした。

それで、幼馴染とそのお母さん達と USJ に行くために、1万円お小遣いをあげたんですが、やはり小学校高学年、中学1年あたりになるとなかなかスケジュールが合わないのか、もう USJ には行けないと思ったボン

はい、全部1万円、買い食いに使いました!


でした。

そうして、「来年はハリーポッターのライドができるから、ユニバ行かなあかんわ。」だってさ。はぁ?ユニバっていうのね。

とりあえず、来年は母子3人で帰って、次は日本の友達は高校受験なので止めといて(ボンは学校からフランスに行くらしい)、って感じかな。

で、ちょっと「うーん…」と思ってしまったのが、ボンが友達やオカン様と近所のお祭りに行ってオカン様がその姿を写真に撮ってると、見知らぬ女子中高生が一緒になってボンの写真を撮っていたそうな。

ボンが言うには「歩いてたら知らん人に”わーあの子ハーフ!かっこいい”急に写真撮られたこともあるよ。おれ、こんなに不細工やのに何やねん?」とのこと。

いや…うちの子かっこいいから、ウフフ、すごいでしょ?とノータリンな親になれればいいんですが、「うちの子、変なサイトに載せられたりしてないよな…」と衝撃を受けました。来年はおじょうを連れて行くから心配だわ。しょうがないから1人で外に行くときにはハロウィーンメイクでもさせるべきでしょうかね?

ちょっとそこらへんが過剰反応と言えども「目立つがゆえの心配」ってところだわ…。今の時代、携帯電話は誰でも持っていて、そのカメラ機能で気軽に写真が撮れるもんね。

子連れで日本里帰り予定のご家族の方、こういうところ(ハーフだから目立つ=写真撮っちゃえ!という軽い若者の感覚)にもご用心ください。

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author:みん, category:子供の日本語, 04:39
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大阪の思い出
 今日は近所にオペラ「直美の道」が来ていたので見に行った。
無料だったのですが、とてもよかったです。

このオペラは戦時中の日系人の内陸部への強制退去に基づく話なので、それもありS市在住日本人で日本の文化を紹介しましょうということで、ちょっとしたイベントをしたんです。

子供達ももちろん連れていったんですが、子供達は日本語でくっちゃべって遊んでいただけという。←この年(G7以上)になっても日本語で話すから許す

そうして、結局オペラも見ずに、ボランティアブースでボンもくっちゃべっていたらしい。

大きくなるとこんなもん。

そうすると、保護者の一人もそのブースに残ってたんですが

「いやー、ボン君おもしろいよ。漫才みたいですごかった」

どんな会話をしていたのかというと

会場の天井にはいろんな国の国旗が飾られていて、どこの国かとクイズを出しあってたそうで

そうすると韓国の国旗を見て

ボン「あれは北新地!」

いや…北朝鮮といいたいのだろうが、まずそれも間違ってるし。

友達「お前なんだよ。北新地って!お前のママは北新地で飲み歩いてんのか?」

ボン「そうや!俺のママは北新地が大好きやから、だから間違えたんや!」

という会話をしていたらしい。

保護者「大笑いしてしまいました!で、ほんとなんですか?」

とんでもないガセネタを撒き散らしやがって!

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author:みん, category:子供の日本語, 11:18
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おとぼけおじょう
 おじょうが突然

「なんで学校に行ってるのに、家に帰ってきてまた日本語の勉強しなあかんの?」

と英語で言い出した。

ボンの答え

「It's a part of our lives, that's why.」それは僕達の人生の一部だから。

かっこいい〜!

続くボンの発言(ここからは日本語)

「でもさ〜、そんなん言うのもう遅くない?もう9歳やろ?もっと早く気がつかんとあかんやん。それに9歳までやってきたから止めたらもったいないからつづけとき。」

なるほど。

そうそう、何をいまさらって感じよね。

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author:みん, category:子供の日本語, 15:22
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なるほど
 今日の夕食で

ボン「教室の先生のイスが何回も壊れるねん。だから先生がイスを返品するって言ってた」

ワタクシ「返品、なんて言葉よくさらっと使えるよな。なんで知ってたん?」

ボン「だっていっつもママが”大事にせんかったら返品するよ”とか言うから覚えた。ママはよく返品って言ってるよ」

ぶーちゃん「子供を脅したからこそ覚えてくれた単語やな」

ほっとけや。

そうして今日の漢字の勉強(3年生)

すがたがえたあに

ボン「3 年生の漢字やのに、こんなの出していいの?強烈やな。」

ワタクシ「確かに」

ボン「これって行方不明になったってことやんな」

ワタクシ「そうやけど、行方不明なんてどこで覚えたん?」

ボン「日本の朝のテレビでいつも○○才の男性が行方不明になっています、って言ってたから覚えた」

なるほど。

環境で日本語を覚えて行くわけよね。
そんなわけで、日本語三昧のワタクシですが、我が家も半分は英語環境だから知らずに生きた英語を耳から覚えている

ということにしておこう。

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author:みん, category:子供の日本語, 14:45
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日本語
バタバタとしていた仕事が落ち着いたので今日は子供と日本語の勉強。

子供の、といいながらほとんどボンに付き合っていました。


最近ボンが使っているのは日本の七田式の5年生国語。5年生の漢字ばかりではなく、4年生までの漢字練習も含まれていて、たまに6年生の漢字も先取りできるのでいいです。

1日1枚、表は漢字の読み書き、裏側は少し難しい文法やエッセーなどの文章の組み立て問題です。

漢字は同じものが反復して出てくるのでこつこつとやれば必ず身につくと思います。

ま、表メインで、裏はできるところはやってという感じです。裏もできれば大したもんだと思うんですが、なかなかそこまでは進みません。

算数は今は図形問題。というのも日本では小3でやる図形もカナダでは6年生でやるそうで…。カナダにいるのでわざわざレベルを上げなくても、とは思いつつ、図形は早いうちに概念を頭に叩き込んでおく方が後ほど楽になるのでは、と思ってます。

そんな中での漢字でのできごと。

ずっこけその1
「組織」の読みにて

ボン「これって織るっていう字やんな。だから"くみおり"!」

…これはな、「そしき」って読むんや。
ボン「そっか、へぇ。」
あんた、これの意味わかるか?

知ってる。funeral やろ?


それ「そうしき(葬式)」ですから!だから神妙な顔をして納得してたんかい!


ずっこけその2

「権」の学習にて

これは、政治とかそういう社会の力みたいな意味があるねんで(正しいか知りませんが家庭学習なのでいいのさ)。


で、あんた、政治って意味わかるか?


ボン「知ってるよ。男の人の名前!」


…。そうじゃなくて…。なぜ人の名前が漢字の勉強に出てくるねん?


次に「特権」という単語が出てきましたが、ここはもう無理をせずに英単語を出して教えることに。それにしても、たとえ英語が母国語でもまだ6年生。果たして特権なんて言葉を知ってんのやろうか…、とビクビクしながら


「あんな…、特権っていうのは英語で privilege っていうねんけど、あんた privilege って単語わかるか?」


ボンあっけなく、「知ってるよ。You are losing the privilege of teaching me Japanese.(あなたは私に日本語を教える特権を失います) とかやろ?」


ワナワナ…。


ここでおじょうも「私の先生もよくその単語使うから知ってる〜。」

と話に入ってきた。

英語って難しい言い回しすんのね。日本語で「そんなことをしていたらあなたが校庭で遊ぶ権利はなくなりますよ。」
とか言われるとビビリますが、これも言語の違いやろな。

ついでにトホホ話

音読にて

体の仕組みについての話を読んでいました。漢字ではつまってしまうのですがそれも漢字の勉強じゃ!と読み終わらせた後、意味のわからん単語はあるのか聞いたら


表面って何?


と聞くのて


ワタクシ「サーフェスやで」

ボン「あぁ、サーフェスじゃなくて surface やで。その発音やとサーフィンイベントって勘違いしてしまう。」

サーフェスがどないなってサーフィンイベントになるねん?


と思いつつも、空耳あわ〜でありがちなこじつけかも?と妙に納得してしまいました。

最近は、日本語学習もダレダレで、「カナダに住んでるし、ま、いっか。」と現状に甘んじ意欲も下降気味でしたが、もっと上を見なくては、と考えさせられることがあったので気を引き締めようと思い直しました。

で、

おじょう・ボンに週一回個別に(レベルが違うから)家ではなくて近所のコーヒーショップでみっちり2時間日本語を教える

と提案してみたら、ボンに大ブーイング。おじょうは「ドーナツとかお菓子が食べられるね。イヒヒ」と喜んでいました。

家でやるとだれるし、やっぱり外に出てしなければと着々と準備したんですが、その準備のかかること。教えるにも予習して、授業の進め方を考えて、とやることは多い。それもたった一人でもこんなに大変なので、生徒それぞれの日本語能力が均一ではないはずの日本語学校では大変だと思うわ。

これ、自分の子供にじゃないとよーやらんわ、とつくづく思います。

学ぶことが多いのぉ、と無理やり前向きに納得するしかないのじゃ。

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author:みん, category:子供の日本語, 07:04
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夏休み終盤
 あっという間にもう8月も終わり、あと1週間ほどの夏休み。

今年は子供達はサマースクールにも何も入れずにいたんですが、あっという間に日々は過ぎてしまいました。

キャンプは2回行き、シアトルに1泊旅行、家で宴会が数回と、飲み会も数回、週末も近場に遊びに行き、平日も友達がちらほらと遊びに来てくれ、なんだかいろいろと楽しく充実していました。

そうして!当初予定していた子供達の勉強具合ですが、あれ〜?進んでない?って感じでしょうか。

オカン様も来ているので日本語学校はしばらく行かない予定なのですが、子供達はすでに

「こんなに日本語を家で勉強させられて、もう日本語学校には行きたくない。」

という状態です。

ある日ボンに

「日本語学校の一番上のレベルまで行ったとしたら、何年生の教科書を使うん?」

と聞かれたので

まぁ5年生か、6年生ってところかな。

ボン「ちょっとママ!それっておかしいやん!俺、今5年生の漢字してるから意味ないじゃん!教科書も5年生読んでるし!」

そうかもね

ボン「だからおかしいと思った!日本語学校でいつも漢字が簡単やったから!」←ボンのクラスは3年上の教科書だった

まぁ家で日本の学年相当までやらせていても、日常的に漢字に触れないのですべて漢字を覚えているわけないし、同じ年齢の子供のクラスで3年生の漢字をやらせてもいいよな〜って思ってただけなんだけどね。←だって全部漢字覚えてないし。

そうして、ボン

「じゃあ日本語学校に行ってもレベルが下だから行かない。」

と言い出したわけです。何を生意気な…。

しかし…、今頃になって気がつくか?毎週3年上の教科書もって行ってたのに。

ありがたいことに、学年があがると漢字を嫌がるという話はよく聞かれるんですが、それが全くないんですよね。

この間は

「協力」
「織物」

という漢字を見て

うわ〜!何、この漢字!俺、この漢字気に入ったわ〜。うわ〜おもしろ〜。

と興奮していたという。へんなヤツです。最初に見て「うわ〜」と言ったときに「こんな難しい漢字できるか!」と文句を言われるかと思ったんですが、「面白い〜!」と興奮しているのでホンマにずっこけた。

その代わり、嫌いな漢字は



です。

さらに耳の入った漢字は嫌いなようで、「織」は好きでも「職」はイヤだという。

母ちゃんアンタがわかんない。

本人が言うには「見て楽しい漢字とそうじゃない漢字がある」らしい。

いずれにしても、現地校の宿題もあり、サッカーやらスキージャンプなどなどやりたいこともたくさん出てきたので、ここらへんで日本語学校に行くのも終わりかな、と思い始めました。

それにボンに指摘されたように、日本語学習という点で見ても、補習校に行かない限りは日本語学校では小学校高学年の教科書で終わりなので、家でここまでやっていて、子供にも意欲があれば必要ないかなと。

小さい頃には同じ文化を共有した仲間との社交場としても日本語学校は有益だったんですが、だいたい年1回のペースで日本にも帰ってるからもういいや〜、という感じです。

それに、どんなに日本語ができてもボンの年になると集まれば英語を話すので日本語の社交場としての意味も薄れてきました。これはまだ低学年の頃には「日本語で話しなさい!」と言えたけども、今では

「そりゃ、自分の母国語で話すほうが楽なので、それを阻止してはかわいそうかも。」

というように親の感覚が変わってきた。

例えば自分自身が

「ここはカナダで英語圏の地域だから英語で話せ」

って言われたら「何言っちゃってるの、この人?」やわな、

という状況を思い起こさせ、子供に同情し、そして1つの人格として認めるようになったんだと思います。これは子供が小さい頃にはなかった感情だと思う。

そう思えるのは子供の一親一言語が確立したこともあるでしょう。ワタクシ⇔ぶーちゃんの会話が絶対に英語でないように、子供達は絶対にワタクシには英語で話しかけないし、万が一ワタクシが子供に英語で話しかければ

子供プチパニック状態←ワタクシの英語がヘタ云々の前に、日本語以外の言葉で母親に話しかけられると混乱するらしい。

になります。

これはわかるわ。ぶーちゃんだってワタクシに英語で話しかけることはないので、もう変更不可の規則になってしまったのさ。

あっという間に夏休みも終わりですが、
9月末の「ケベック一週間の旅」に向けてまたバリバリ働きます。

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author:みん, category:子供の日本語, 14:50
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夏休み
今年は子供を一切サマースクールに入れていない我が家。

なので時間が余るのでどうやって過ごそうかね、と思っていたんですが、入れなくて良かったくらい。

オカン様もこちらにやってきて2週間経ち、だんだん生活も落ち着いてきたので、普段どおりのスケジュールにあわせるように。

朝と夕方に、それぞれ1時間半〜2時間の算数と国語などの勉強
休憩時間は、子供たちは近所に自転車の旅に出かけたり、公園に遊びに行き
家にいるときには折り紙やカルタをして

これに、来週から盛り込もうと思っているギターの練習、ピアノの練習、できればフランス語の勉強も入れたい。

サマースクールに入れている時間がないわ。
それに加えて子供に自分の部屋の掃除をさせ、庭の仕事を手伝わせると、もう十分。

子供が大きくなると、分からない漢字も自分で辞書で調べてくれるので勉強させるのも楽になったなぁと思う。

ボンの年齢になると漢字の勉強を嫌がるというのをよく聞くので、それが一切ないからありがたい。
毎日漢字の練習をしているのでだんだんと文字もきれいになってきた!とボンは喜んでいるという。

と書きながら、

親に組まれた勝手な教育スケジュール(←夏休み中に子供の国語力を日本の学年レベルまで上げるという無謀な目標)で、夏休みも忙しく勉強させられ、

子供にとっては全然楽しくない夏休みやなぁ…、あーはは。

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author:みん, category:子供の日本語, 09:27
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通じない?
 我が家の日本との通信手段はスカイプ。我が家の…といわずとも最近ではスカイプを使っている家庭ばかりのような。

子供が寝た後にオカン様としゃべっていると

「ボンもおじょうも日本語はちゃんと話せるから日本の学校に行ってもばっちりやんな。」

と言っているオカン様。

なわけねーだろ!日本の学校の勉強に追いつくのは大変や!

と言っていると

いじけてしまった。

もうすぐ日本に行くので、今回は
ドラえもんとか、キャプテン翼などなどの漫画を持って帰ってこようかと。オカン様に聞いてみるとキャプテン翼は全巻あり、ドラえもんは10巻くらいあるそうです。←物持ちがいい親子

そして別の日に、ボンがオカン様と話していました。

ボ「あんちゃん(オトウト)は?」

オ「あんちゃんは昼寝してる。」

ボ「じゃあ、あんちゃんが起きたら俺がこんにちはって言ってたって言ってな。」

オ「アンタ何言ってんの。あんちゃんが起きたら夕方やから“こんにちは”じゃない。」

ボ「だから〜、あんちゃんが起きたらこんにちはって言っててば!」

オ「だから夕方やからって。」

と不毛な言い合いを続ける祖母とその孫。ボンはイヤホンで話していたのでオカン様の発言は聞こえずボンの発言からの予想ですが、絶対こう言ってたと思う by 母の性格をよく知る娘。

ようするに
Say hello to somebody
よろしくお伝えください
って言いたいだけなのよ。

横で「あんちゃんによろしく言っといてって言い直せ!」と言うと

通じた。←当たり前。

外国語が母国語で日本語もある程度話す孫を持つとばあちゃんも困るわな、と思った事件だった。

最近出番の少ないおじょう。

そうね〜。もうすぐ1人で日本なので夜遊びも自粛せなあかんのですが、また気がついたら友人宅で酔っ払っていたワタクシ。

あれ〜?次の日はヨガだから早く帰るって言ってたのにな〜。

でもやっぱり泊まって帰ろう、と家に夜10時に電話したワタクシ。

次の日はちゃんと朝早く起きて家に帰りました。
そうしてぶーちゃんに

「昨日は帰らないって電話があっておじょうに言ったらすごくがっかりしててかわいそうやったよ。」←ちょっと非難気味

ちっちっち、あんた甘い。
あの子は私が帰ってきてガレージまで走って迎えに来たけど第一声は

「お土産は?あっ、ママは新しいかばん(買い物かご)買ってる!私のは?」

でした。要するにお土産があると思って、その受け渡しが次の日になるからがっかりしただけやで。

と返事をすると

ぶーちゃんはガーン!ショック!僕のかわいいおじょうがそんなに物ばっかり求める子とは!という顔をしていた。

そんなもんさ。

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author:みん, category:子供の日本語, 16:49
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正しい日本語
ボンに

「ママ〜、hairyって日本語でなんていうの?」

と聞かれたので

ワタクシ「あ〜、毛がボーボー」

ボン「そんなんじゃなかったな。」

ワタクシ「じゃあ毛むくじゃら」

ボン「ちゃうな。」

ワタクシ「毛がもじゃもじゃ。」

ボン「なんか違うねん。」

と言っていると、ぶーちゃんに

「それは、“毛深い”やろ!むちゃくちゃな日本語を教えるな!」

と怒られた。

それを聞いてボン「そうそう、毛深いや!」とご納得の様子。

ワタクシ、日本語ヤバイですか。

早速思い出した”毛深い”という言葉を使い、ボンとおじょうは

パパの○○は毛深い〜。

ひゃひゃ〜、パパの××はもっと毛深い〜!

うひひひ〜。

と盛り上がっていて、

再びぶーちゃんに

「何でうちの子はこんなに下品なんや!あんたがバカなことばっかり言ってるからや!」

と怒られた。

でも、事実なので、何も言い返せなかった。

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author:みん, category:子供の日本語, 13:19
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子供の世界
子供が大きくなると、子供同士の付き合いというのが多くなり、だんだん親の出番が少なくなってくる今日この頃。

たとえば、母親同士が日本人で気が合っていても、子供が大きくなると、その子供同士がずっと仲良くしていけるかと考えると、そうでない場合もありってことです。

小さいうちは、極端的な人見知りでない限り、1時間もすればオテテつないでランランラーン、と仲良く遊んでくれますが、これが8歳過ぎると難しくなってくるんかなと思います。

学校のクラスにいる全員と仲良しになれるのかというとそうでないので、そういうわけですよね。←どういうわけじゃ〜!ですかね、オホホ。

そんなことはさておき、S市には日本語がかなりできる子がいまして、ボンは週末になるとその子達とよく遊んでいます。

だいだい友達から朝に電話がかかってきて、ナンバーディスプレイがあるので、ボンが電話を取り、1時間くらい話した後、プールに行ったり、スケートに行ったり、どちらかの家に遊びに行ったりとしています。

電話で話すときは日本語がほとんどで、なんでかときどきフランス語になっているという。←友達のお父さんがケベコワのためフランス語が少し分かるから。

そんな電話で話すボンの姿をぶーちゃんは

「これってハーフの子の独特の世界やな。なんか自分たちの世界って感じじゃない?」

そうなんですかね?

ボンの年齢になると、日本語が分かる者同士で話すときでも、英語になることがほとんどなので、変わっているといえば変わっているのかもしれません。

まぁ恵まれている環境ということで、よしとしておこう。

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author:みん, category:子供の日本語, 07:40
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