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- グラウス・マウンテン
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2005.07.31 Sunday
今日もゴンドラに乗って山に登ってきました。実はファミリーパスを持っているんです。だから行かないと損なのよね。
でも今日は急に行くことになったので山上レストランで食べることになったんですが…
なんだか損した気分。だってレストランは高いやないの!!
そうして山の中でぼーっとしていたら、おじょうが「トイレに行く!!」と言うので連れて行ったわけ。
そうしたらトイレの個室の中でどうしてだか大号泣しだしてね。
おしっこをするって言うから便座に座らすと
「しない」
で、便座から下ろすと
「おしっこするのに」
何じゃ?
もういいわ!!と思ってパンツをはかせようとしたらトイレの個室の隅っこに固まって怒ってるんですわ。
おじょうは下半身丸出しだったんでこれでドアを開けたら
「ハラスメント!!」
って怒られそうだったんで6つあるうちの1個室になだめたり、しかったりしながら10分くらいいたかしらね。明らかに小さい子供がトイレでごねてるのはわかってるから仕方ないよな〜などなど思ってたんですわ。
そうしたら
「ドアを開けろ〜。」
「すぐにドアを開けなさい。」
ってガンガンドアをたたかれてね。仕方が無いから開けたのよ。そうしたらまたおじょうが泣くわけ。
見たら掃除のおばちゃんで
「掃除するから邪魔。」
って怒られちゃって。ちょっと考えすぎかも知れへんけども、個室ではずっと当然ながら日本語でやり取りしてたから、ほら、外国人観光客が多いところだしガイジンだと思ってこういう威圧的な態度を取るのかしらね、と思ったんですよ。
おまけに
「この子アンタの子?」
どっから見てもワタクシとそっくりです。
養子をもらい自分の子供のように育てる人も数多くいる国なのになんでこんな質問するんやろ?
ええ、ちょっと失礼かつ横柄な態度だったので
「ちょっとアナタは失礼よ。」
って口が滑って言ってもうたわ。
日本だったら掃除のおばちゃんって優しいけどな。
ただでさえトイレで泣いてるのに、ドアをガンガンたたかれたらびびるよ、2歳なら。
で、トイレの片隅でビビってました、おじょう。
そしておばちゃんが
「はよだしてくれな、こまる。」
とおじょうを触ろうとしたら大号泣。
「ママ〜。怖い〜。」
「うちの娘、白人女性を怖がるんで触らんほうがいいですよ。」
ごめん、ごめんむっちゃレイシストな発言をしてしまったんです。
いつもなら「違う顔」という言葉を使うけどもちょっと感情的になったワタクシ。
なんや風景とは違っていやな気分になったわ。あ〜あんなおばんと同じレベルに成り下がってどうすんのよ!!と少し落ち込んだ日でした。
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- 花火
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2005.07.30 Saturday
今日は予定がぎっちりでした。メインイベントは花火大会なんだけど。
まずはワタクシのジムに子供2人を連れてゆき…。そして今晩の花火大会のために甚平を見せたら大興奮の子供達。
ええ、もちろん甚平姿でバスに乗ってジムに行きましたわよ。ま、バスの中では「おしゃれだわ」と褒められてました。
その後バンクーバー日系人祭りのパウエル祭に行って、またきゃびさんに遭遇。よく会うのよね、きゃびさんとは街中で。
この祭りが行われているオッペンハイマー公園周辺は普通の日に通ると危ないのよね〜。ここがカナダ最初の日本人の移住地だったそうだけど…。「こんなところに縁があったんかいな!!」と思うこともしばしば。
そうして花火大会。本日はスウェーデンの花火でした。前回のカナダの花火はウェストバンクーバーの公園から見たけど…遠くだからわかんないよ!この花火大会はカナダ、中国、スウェーデンが花火の技と美を競い合う一応競技なんですってよ。
こんな人だかりでした。
いえね、ワタクシ大阪夏の名物「天神祭り」を毎年家から見ていた花火通だったので
「カナダで見るやつに満足できるかしら…」
とぶーちゃんをいじめてたんです。
でも!!迫力あったわ!!音楽に合わせて花火がバンバン上がるんです。
そしてそれにあわせて踊るうちのモンキーズ。
周りの評価を聞くと
「今年はスウェーデンが勝つわ!!」
と言ってましたが…、どうなんでしょ?水曜日には中国の花火。けっこう迫力があったのでまた見に行こうかね〜。
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- 赤ん坊
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2005.07.29 Fridayあんまりネタがない今日。
我が家の実物モンキーズを知ってる方が見たら
「こんなに小さかったんやなぁ」と思うんではないかと…赤ん坊の頃の写真などなど。
ボン生後3日
ボン1歳半
おじょう生後一週間
おじょう1ヶ月。今のダーティブロンドがウソのように真っ黒の髪の毛なのです。
写真を見たら赤ちゃんってかわいいのよね。こんな子供嫌いの私が見ても!!
ほんま、子供って堪らんくらい大人の生活をむちゃくちゃにしてくれるけども、そういう目にあうのは一種の特訓なんかなと思う今日この頃。
あ〜私もこんなんやって迷惑かけて大きくしてもらったから偉そうなことは言ったらアカンな。
大人になってこの子供みたいにすぐ泣いたら問題やけど、だいたいこんなに素直に「いやだ!!」と思って泣けるのなんて5歳くらいまでか。人生70年と見ても5年くらいぎゃーぎゃー泣いて発散するアホな期間があってもエエんちゃう?
と思えるようになりました。
子供嫌いだったので
「ママなんて嫌い!!」
と言われてもワタクシはへこたれません。勝手に言うだけ言ってなよ!!
幼児が何も考えずに言う「ママ嫌い」なんていう言葉にいちいち
母親なのに子供に嫌いっていわれた
と落ち込むこともなかろう。子供の頃の人間ってそんなものやから。
って写真を見ながらぶーちゃんに言ってたら
「何でアンタは結婚して妻になり子供が生まれて母親になっても丸くならないんやろう…?」
と頭を抱えられてしまいました。
体は丸くなったけどな。プンプン!!
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- 子育て参加
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2005.07.28 Thursday
こちらで子育てしていて思うこと、
育児に参加している父親が多い
ということです。公園に行ってもお父さんだけが子供2人を連れて遊んでいるのをよく見ます。
ぶーちゃんにチェックしてもらったところ男性トイレにもちゃんとオムツ替えのテーブルがあるところが多いようです。
子供が生まれてもお母さんは働き、そしてお母さんもお父さんも5時、6時できっかりと勤務を終えて帰ることができれば両親とも育児参加ができるのが当然ですよね。
今日は夕食後に近所の公園に子供達を連れて行ったら、公園で子供をあそばせてるのは全てお父さん達。お父さんが抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして、その上の子が遊具で遊んでいたりしていました。
で、みんなお父さん達は仲良く井戸端会議をしていました。
なんか…日本人のワタクシから見るとかなり違和感あり。もちろんいい意味でね。
そりゃこの一場面だけ特集組んでレポートして日本に送れば
「あ〜やっぱり外国人のだんなさんは優しいわん。」
ってお茶の間のおばちゃんが思っても仕方がないかな…とは一人で考えていました。
もちろんいい意味ですが…異様でちゅ〜。
おまけに上半身裸のお父さんが数名いて目のやり場がないっちゅうねん。ちなみに上半身裸の男性は夏になるとたくさん出現します。白人は体温が高いらしいし日焼けに対して恐怖感がないから「暑いから脱いじまえ!!」なんでしょうかね?←勝手な推測
そしてみんなフレンドリー。
お父さん方、それもみんな白人でその中にアジア人のワタクシが居心地悪そうにしておりました。←子供同士が仲良く遊ぶと親同士も会話をせずにはいられないのですね。
白人女性に一人ぽっつんなら分かるけど、逆ハーレムかい!!と心の中で突っ込みを繰り返すワタクシ。
そんなワタクシの心の内を皆さん知る由もなし…そうするとそのうちのお父さんが
「あのさ、ボンってよくスパイダーマンの格好でウェストバンクーバーの公園とかで遊んでた?3ヶ月前くらいに。」
「はぁ、確かに。」
「う〜ん、どこかでお宅の子供さん達見たことあったんだよね。そのときは兄弟で日本語ばっかり話してたけども、今日はうちの子供とも英語でちゃんと会話してるから違うかなぁ〜と思ってたんだけど。」
「何で日本語って分かったんですか?」
「千葉に5年住んで英語を教えてたんだよ〜。今は小学校の先生をしてるんだよ。しかしボンはすごいね。英語がすごく上手になってびっくりした!!」
ほぉぉぉ。やっぱり日本で英語の先生をやってた人って多いんですね。
そんな感じで最初はやっぱり疎外感、自分はカナダ人じゃないしという劣等感のようなものを感じたんですが、こうやって子供がいるからこそ新しい出会いもあるんですね。肩に力をいれずに自然に人との会話を、たとえ外国語であっても、楽しめるような心の余裕が出来てきたのかと思います。
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- お客様
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2005.07.27 Wednesday今日はうちの家にドイツ人とイギリス人のカップルが遊びに来る予定でした。
もちろん日程を決めたのもぶーちゃんですわよ。
ところが、今日はボンのピアノレッスンなんです。先生のところまでは車で往復15分。それなりの距離があります。約10ブロック先です。
そのレッスンが2時からで友達来るのが2時15分だったわけ。
そしてぶーちゃんが帰ってくるちょっと前に、ドイツ人Tさんから電話がありました。
「ちょっと遅れると思うわ。」
「はぁ、わかりました。何時ごろに来ます?」
「多分3時くらい。」
と言う会話を英語でして切ったのよ。でも3時になっても3時半になっても現れない…。
そこでぶーちゃん
「絶対にあんたが英語を聞き間違えた。前にもそんなことがあった。」
前とは自動車教習のこと。その時は3月。電話でスケジュールを決めたときに4月O日X曜日と思ってたら、5月O日X曜日(日付と曜日が一致していた)だったのよ。
だってさ、3月に電話してまさか2ヶ月先なんて思わへんやん?
英語の話以前の私のオオボケな頭のせいよ!!
で、しつこくしつこく言ってくるわけ
「じゃ〜Tの携帯に電話したらエエやろ!! What time are you coming?って聞いたら Three o'clock言うてました!!こんな簡単な会話で間違いませんから!! 」
ボンのレッスンは2時から2時半までなんですが、今日は先生のところの子供とレッスンの後遊ぶので4時に迎えに行かないとだめなんです。
で、時はすでに3時35分。
そこで再び
「あんたが免許を持ってないから僕がこんなにバタバタしなアカンねん。ブツブツ」
変な八つ当たりは止め〜ろ〜よ〜な〜
こんな忙しい水曜日に友達を呼ぶあんたが悪いと思うけどさ!
日本だったら早ければ3ヶ月で取れる免許もこの国だと1年かかります。そしてワタクシ達にはこの国で都合にあわせてタダで子供の面倒を見てくれる人はいません。そういうこともあって免許も最初の仮免試験を受けてから1年半たちましたわよ。
この国でって語るのがカナダ人に打撃を与える言い方みたいね。
「この国って…なんか冷たいわぁ。」
「あんたもこの国の人やもんな。」
「…。」
友達カップルはやってきたんですが、やっぱり「3時に行きます」と言っておきながら来たのは
4時半。
どういうこっちゃ。
で、2人とも移民なんだけども口をそろえて言うのが
「カナダ人の友達が出来ない。すごく難しい。」
だって英語上手やん?それに彼女はイギリス人やない?でも外国人同士の友達で固まってるそうです。
そんなもんか?
言葉は出来てもやっぱり文化が違うから難しいのかしら…と思ったり。
たとえばうちの家は土足厳禁なのですが、このカップルは
「靴を脱ぎましょうか?」
と聞くことなくサンダルのまま入ってきてたわ。サンダルだから許したけど。←小心者日本人
だいたい奥さんが日本人と聞けばだいたい靴を脱ぐか聞いてくれるんですね、私たちのカナダ人の友達は。そういう点でバンクーバーの人ってアジア文化を何となく知ってる気がします。ま、これだけ多いと当たり前のような気もするけど。
この人たちは仕事関係の知り合いなんですが、カナダに移民してきて仕事を持って働いて…という人からカナダで思うことを聞くと勉強になります。
そこにはカナダへの手厳しい批判もあり、カナダだからこその利点もあり、そして故郷を思う気持ちもあり。
やっぱり感じるのは普通にカナダで生まれて育ってきた人よりも視点が鋭いことかしらね。
ま、全部英語の会話なんで空耳アワーしてたら怖いな…。冗談にならないかも、トホホ。
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- 石けんつくり
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2005.07.26 Tuesday
またまた石けんつくりました。2日間にわたって二種類ずつです。
左から
パンプキンをモチーフにした石けん
これはぶーちゃん両親の結婚60周年パーティの引き出物のための試作品
中身は赤い植物性の染料、パンプキンと名付けられたオイル、上にはマリゴールドとカモミールを散らしてみました。
左から2番目
ローズの花びらをお湯に漬け一晩置き、成分がでたものを蒸留水の代わりに利用。
カモミールとマリゴールドを入れました。タネが出来上がったときは左のような褐色だったのですが、一晩置くと色が薄くなりました。
左から3番目
グリーンクレイとオイルはジャスミン、ジェラニウム。
洗顔によろしいかしら…と。
一番右
ぶーちゃん曰く「エロ石けん」
イランイランとクラーリーセージ(共にオイル)、そしてバラの花びらを入れました。
今回出来たうちで一番気に入りました。とぶーちゃんに言うと「エロだから」…ってそりゃアンタ!!
そういうわけでなんだか作りすぎのような気もしてますが、それでも減っていってますね。石けんは時間を置けば置くほど成分が凝縮されるので、まだ出来上がったばかりのものは水が付くと柔らかくなりやすいし流れていってます。
ま、この石けんを使ってキリ番企画でもしてみようかしらね…。
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- ベジタリアン
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2005.07.26 Tuesday
ベジタリアンなんていう言葉は遠い存在だった大阪時代。
こちらに来てから数多くの「ベジタリアン料理」なるものに出会いました。
どっちかというと元々「肉(魚)・野菜・穀物をバランスよく食べて健康維持」という考えを信じていたのでベジタリアンのように野菜しか食べんとは信じられんなぁと思っていました。
あとは動物愛護運動の一環とか?
で、うちのぶーちゃんはここ半年すっかりベジタリアン、それも乳製品も全く食べないVegan(ベーガン)になってしまいました。
油もグレープシードオイルをつかい、卵もでんぷんで作られた代用品を使い、バターも全て植物性、そしてサワークリームも豆乳製。探せば探すほどベーガン用の面白い食べ物が出てきます。
いろいろ試してみましたが、こちらでよく売っている「Fat free」なるヨーグルトやバター、サワークリームをたべるよりかはこちらのほうがよっぽど美味しいのです。
ぶーちゃんがこのベーガンに変わった頃に疑問を投げかけてみました
そうやって無理して野菜中心の生活をするなんておかしくない?
一部の人にはベジタリアンって「視野が狭い」って思われてるやん?
以下ぶーちゃんの回答。
確かに視野が狭く「私は動物が好きだから食べないのよ。」とか「ホルモン剤で発育させられた動物の肉なんて食べないのよ。」という人はいる。
人間はもともと肉をそんなに食べなかったと思う。だって牛1頭を食用にするのにどれだけ手間がかかると思う?今はそれが機械で流れ作業で行われてるからたくさんの食用肉が市場に出回ってるだけやねん。
それに広大な農場で牛を飼育するためにどれだけの水や麦がいると思う?その牛の消費量でアフリカの飢餓なんか救えるくらい。ようするに僕ら先進国の食生活がアフリカや貧困な国の人が食べるものを奪ってるって訳。それも自分達が食べるための牛のために。
企業の汚いたくらみ(肉は健康にいいとかそういったCMなど)に騙されてる。
肉を食べることは悪くない。けどもいろいろ調べると「肉を食べさせられてたこと」に気が付いたってところかな。
だから僕はみんみんのお母さんの実家に行っておばさんが僕らのために絞めてくれた鶏(おばさんが飼育していた)の肉はとても感謝して食べた。それはとても美しい話だと思う。
おばさんが僕らのためにわざわざ絞めてくれた鶏肉そういった場合の肉を食べないのは視野が狭いと思うよ、僕は。それを「肉を食べちゃだめなのに」と批判するのは違うと思う。
肉が食べたければちゃんと自分で飼育してそして自分でさばく。それがいいけども、やっぱり僕はそこまでできない。だから肉をどこかで買うしか出来ないけども大量生産のために飼育された動物を食べたくないって思ってる。
だから野菜もオーガニックがいいし、肉は極力食べたくない。
もちろん人の家に招待されて肉料理が出れば食べるし、そこまで厳しくはするつもりはない。まぁ、僕も意志が弱いし宗教的に何かを信じたら貫き通す人間でもない。
はぁなるほどなぁ。
そして半年この生活を続けてからぶーちゃんは5キロやせてました。元々が太ってるから意味ないねんけど。
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- ピアノ
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2005.07.25 Monday
うちのボンはピアノを頑張ってるようです。
家での態度を見る限り「…。」なんですが。
12月にはどこかの立派なピアノのある講堂で発表会をするそうで、それに出るようです。
ぶーちゃんは
「ボンにタキシードつくらなあかんわ。僕の親の結婚60周年パーティもあるしちょうどエエわぁ。」
そこまでするんか!!
最近はかなり手の位置も正しくなってきて、自分から進んで練習するようになりました。
この間ワタクシがピアノを弾いてたんです。
それを見て
「ママ!!すごい!!ボンもママみたいにピアノが弾けるようになりたい!!なれるかな?」
と大興奮の様子で横で静かに見てました。
これは半年前には想像のつかなかったこと。
いえね、ワタクシがピアノを弾いてたら「ボンがピアノを弾く!!」っていっつも邪魔してたんです。
成長したもんね。
としみじみとぶーちゃんに言ってたら
「あぁ、あんたのピアノのレベルなんてボンに後2年したら抜かれるからさ。アーハハ。」
トホホ、悔しいけどそのとおりだわ。…ってそれって言い過ぎちゃうの!!
「いや、ボンはすごく才能がある。」
親ばかを相手にするのも疲れるわ。ぶーちゃんはピアニストになりたかったそうで、フランスにピアノ短期留学もしたことがあるんです。その話を聞いていると、ピアノを練習しに行ったというか
「いやぁ、プロヴァンス地方に行ってんけど、そこでレストランに行ったら高校生でもワインを出してくれるねん。サイコーやったわ。」
…。やっぱり。
考えようによれば、ワタクシには子供の頃から自分に子供に託すような本気の夢はなかったと思うな…。だからたとえ夢物語でも「ボンはピアニスト」とぶーちゃんが願ってしまう気持ちは正直わからないんですが、ホンマにピアニストになりたかったからそう思うのかなと…何となく思います。
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- お出かけ
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2005.07.22 Friday今日も晴天ですね。
そして毎月恒例のぶーちゃんとの夜のお出かけの日でした。
今回はコマーシャル・ドライブ に行ってきました。手始めに軽くビールとおつまみでお腹を満たしてから本食事へ…と思ったんですが、いきなりビール2杯飲んで、フライドポテト食べて、トルティアチップス食べて
すでに満腹。トホホ。
プラプラと散歩がてら歩いているとリカーストアを発見。週末用のビールを買おうとお店に入って商品を選びレジに並んでたんです。
そしたらワタクシの前に並んでいたのは20代くらいの女の子2人組。かなりの量のお酒を買ってました。そうすると
レジのおじさん「2人ともID見せてよ。」
女の子1「何で?買うのは私だから私の分だけでいいでしょ?」
レジ「何言ってんの。こんなにたくさんビール買うってことは2人でパーティか何かに持っていって飲むんだろ?飲む人のID求めるのも仕事のうちです。」
この時点で女の子2はふら〜っと店を出る。
はぁ、厳しいね。
「地元の人からリカーストアはここにはいらん!!という圧力があって、何か間違いがあったら反対派にとって追い出す理由になるから厳しくせんとだめなんだよ〜。」
とワタクシに言い訳していました。なるほどね。
そしてコーヒーを飲んで、ダウンタウンに行きました。
どうしてだか日本の居酒屋に行くことになりましたわよ。
お店は繁盛していて満席。私たちの後ろには日本人3人組がいてちょうど4人用のテーブル席が空いたんです。で、店内を見るとカウンター席2人連れがお会計をしていました。
だから先に3人組が4人掛けのテーブルに案内されて、その後ワタクシ達はカウンター席に通されるんじゃなかろうか…とぶーちゃんと言ってました。
そうするとサーバーの人がぶーちゃんに英語で何やら言ってました。
やっぱりワタクシ達の予想通りに
「後ろの方を先に案内しますが、もうすぐカウンターが空きますので、すみません。」
と言ってたそうです。
が、ぶーちゃん曰く
「いやなぁ…、悪いねんけど、何言ってんのか全然わからんかった。予想していた提案やったから分かったけど。」
…。
こういう場合は「日本語分かるから日本語で言って。」って聞くんかなぁ。
とぶーちゃんに問うと
「そんな人のプライドを傷つけること言うわけないやろ!!ま、場合によるけどな。仕事の話やったら僕の日本語より下手な英語は勘弁して欲しいけどな。」
そう…昔もそんなことがあったね。大阪・心斎橋のブリティッシュバーで飲んでいた時のこと…、そこのオーナーさんとぶーちゃんが英語で話してたんですよ。横で聞いてても全く意味不明でチンプンカンプン、ぶーちゃんが
「で、どうなったんですか?」
「そんなこともあるんですね。」
とか英語で相づちしてるんで、「さすが英語のネイティブやなぁ。ワタクシ全然分からんし、もっと英語の勉強せなアカンな。」って反省していたんです。
その会話が終わってぶーちゃんにワタクシの気持ちを言うと
「あ〜ははは。ゴメン僕だって何言ってるのか分からんかってん。いやぁ、彼との会話は"解釈"が必要やった。疲れるね。」
もちろんこれは彼女(当時のワタクシ)にだからこそ言う本音であって…
ぶーちゃん、あんたは柳のようなエエ人やな。と思いました。←ちょっと違う?
もう一つぶーちゃんネタ。
大阪で居酒屋に行ったときのこと。一度だけ大学で英語を専攻してるんですという学生アルバイト君に英語で接客されたぶーちゃん。
でも通じないのよ。でもアルバイト君頑張ってるのよ。
注文したもの
「One more beer」
ぶーちゃんが5回くらい言ってそのアルバイト君がワタクシに「ビールもう一杯ですね!!」と確認して去って行ったんですが
「通じた通じた〜。よかった〜。」
と喜ぶぶーちゃん。ホンマに自分の英語が通じでよかったって喜んでいましたが…アナタの母国語は英語やろ!!
古いネタをたくさん思い出したお出かけでした。
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- 余計なことじゃ
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2005.07.21 Thursday
今日もまた英語学校に行きました。今日は某国の女性と先生と3人の授業。
授業が終わる頃に、英語の問題点や間違ったところを教えてもらいます。
そしてその時、先生が
「みんみんは発音が良いですね。th R、日本人が苦手で適当に発音しがちな i の発音が良く出来てます。」
と褒められたわけ。
そこで某国人の女性
「そうそう、あなたとても発音がいいわ。やっぱりダンナさんがカナダ人だから当たり前だけど。でも聞き取りやすかったし、大体日本人って発音が下手だから何言ってるのかわかんないのよね。でもアナタは大丈夫よ。」
先生とワタクシ驚愕ですぅぅぅぅ。
あんたワタクシより発音悪いのにな。
ワタクシぶーちゃんとは日本語で会話ですぅぅぅ。もちろん英語の発音で分からないところは教えてもらってるけども。この間は「ロシア」と言いたくて、一生懸命
るっしあ、るっしあ
とぶーちゃんママに言ってたら
「Whistler?」ウィスラー
ラッシアって発音しないと通じなかったのです。ドイツ語の分かるあなた、Russland とRussiaが混じったのよ。←言い訳
話を戻して、失礼よね。こんなこと言うなんて。
ワタクシにとってはあんたの国の英語のなまりのほうが分からへんわ。
何言っとるかさっぱりわからんやないか
ぶーちゃんに言ったら
「でも確かにそういううわさはある。某国のほうが英語が上手いって言うやん?そんな怒らんでも…。」
違うのよ!!ワタクシの言いたいことは!!
それが本当でもどうして日本人のいる前で
「日本人は英語の発音が下手だ」
って言うのかってワタクシは思うわけよ。
その非礼さに対して怒ってるわけ。
「そうだよね〜、日本人は発音がだめだよね〜」
なんてワタクシはヘラヘラ笑って相づちしません。
じゃあぶーちゃんアナタに対して
「あんたさぁ、太ってるよなぁ。すごいよ。」
って通りすがりの人に言われてアナタが怒ったら
「だって本当のことでしょ?あんた太ってるやん。」
と返答するのはおかしくない?そういう常識をワタクシは言ってるんです。
ぶーちゃん「確かに…。初対面やもんな。僕はそんなん言わへんわ。」
日本でも良くあったのよね。こういうこと。まぁダンナが外国人だから同胞意識というか、それもあってか平気でワタクシの前で幼稚な日本批判をする人。
「日本の教育制度はサイテーやから絶対にインターに入れるか国に帰る。」
って鼻息荒くしてた人がおりました。
で、結局その人は会社を首になりました。解雇理由は会社のお金の横領。
この話を聞いて腹が立ちましたわよ。
あんだけ好き放題に日本を批判しておいて、キミはその日本の会社で横領かい!!
そんなヤツに日本批判はされたくないね!!
あんたの国のすばらしい教育を受けて盗人かい!!
だわよ。
人付き合いは難しいですが、生まれ育ちの違った人との付き合いもまた難しい、それも国が変われば尚のこと。
でも結局は「相手を思いやる気持ち」が一番大切かな。自分が言われて不愉快になることは相手に言わない。
こう思いながら人とつながりを持つことが一番大事ですな。
ま、するどい突っ込みはしてしまうけど。
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