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おかしな英語ができるわけ
ぶーちゃん曰くに、日本に変な英語が氾濫するのは企業のせいらしいです。

と言うのも、たまに日本の企業からキャッチフレーズのネィティブチェックの仕事が入ることもあったのですが、英語が母国語の人間が読むと意味不明にもかかわらず

「この単語が使いたいんです!!」

「どうしてもこのフレーズを使いたいんです!!」

と主張されても形容詞と名詞の組み合わせがおかしくただの英単語の羅列。

それをいくら説明しようとも一歩も引かないお客さん…ということが多かったそうな。

また企業の海外へのPR誌などを社内で日本人が英語で書いたものをネィティブチェックするという仕事があり、ぶーちゃんが書き直しまくり先方に納品するとその企業からお呼び出し。

会議室でお客さん数名に「どうしてだめなのか」を事細かに説明すると、突然そのうち一人が激怒して会議室から飛び出したそうな。

そうです、その英語を書いた本人でした。

またある英語のエッセーのネィティブチェックの仕事の話。
ぶーちゃんが一通りチェックした後に、お客さん(日本人)が「またその後に私が訂正したのでこの原稿で和訳の手配お願いします。」と。

そして訂正された部分を見ると、また変な英語で意味がわからない。

問い合わせをすると

(日本語で返事)「それは○○という意味になるので、そのように和訳していただけたら結構です。英語は直す必要はないのでそのままにしてください。」

おい!!英語はそういう意味にはならんぞ!!

とか。

日本語が母国語で、まともに英語も書けない人間がこの英語がネィティブの僕に英語についてあれやこれやと指示をだすのは何なんだ?

この傲慢な態度はどこから来るねん!!そんなに英語が簡単と思ってるのか!!英語をなめてる!!

僕だって日本語で難しい内容のメールを書くときは絶対にあんた(ワタクシ)に見てもらってるのに!!母国語じゃなかったら間違うのは当然で、アンタに指摘されたら「なるほど」と納得して勉強になったと思うのに

あのえらそうな態度は何?僕をただの日本語の話せるガイジンと思っとるのか!!英語を書かせたら僕のほうが上に決まっとるやろ!!

こんなんやから日本には変な英語がたくさんあるねん。ちょっとお金を払ってネィティブチェックすればいいのに、そのまま日本人の書いたものを公共の場に出す。英語を使うとかっこいい、ではなくてちゃんと文法も概念もある言語ってのを知らんのか!!

ワタクシ思うのよね〜。日本人って英語に自信がないとかよく聞くけども、これらの英語の件で堂々とぶーちゃんにあれこれ文句をつける人って、日本の一流企業に勤め、もちろん英語圏に留学経験もあって、きっとできる人なんでしょうが、文章を書くってことを甘く見てるんじゃなかろうか?

話すことは別にして、書くことでのバイリンガルなんてこの世に存在するのかな〜、いたら天才に違いない!!と思う瞬間です。

しかし、ワタクシこんな話を聞きながら何も言い返せない…。あぁむなしい。

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author:みん, category:仕事の話, 16:07
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威厳とは
雪ですね〜。こちらは月曜日はこんな感じでした。

car.jpg


バンクーバーでここまで雪が積もるのは珍しいような。

この雪のためこちらの地区の公立学校は月曜日は休み。雪に慣れていない土地柄のせいか除雪車の台数も少なく、車で通勤するには先生たちがやって来られないからですかね?

本日は雪がやんだものの、前夜の寒波のせいで前日に車が通ったりして雪が解けた部分の道はカチンコチン。寒さでそのままで雪が解けることもなく雪遊びで盛り上がる子供たち(パウダースノーなので雪は凍らず)。でも遊んでるのはうちの子だけ…。

ridge.jpg


backyard.jpg


裏庭で寝転がり背泳ぎの真似事をしてしている変なやつら。

遊び終わった後に、ボンが

「日本語のお勉強するわ!!」

と。

なんてやる気満々なんでしょ!!漢字を勉強したいようで、ひらがなを今やっているんですが、早くひらがなやカタカナを終わらせて次のステップに進みたいそうです。

半分冗談で

「もう日本語の勉強なんてやめときや!!」←われながら鬼ハハ。

と言うと、真顔で

「ボンが日本語ができへんようになったらママはボンとお話できなくなるで!!それでもいいの!!英語でお話しなあかんねんで!ママ英語勉強しなあかんねんで。それでもいいの!!

日本語が話せなくなる=大好きな(?)ママと話ができなくなる

という構図が頭の中に出来上がっているわが息子。
英語のできない母を思いやるできた息子だ!!←なんでじゃ?

そりゃ日本語勉強するのは当然よね、ボンにとっては。
一般的に「ばあちゃんと〜」とか「日本にいる幼馴染と〜」だと思うんですが。

「ママ」と来るか!!

母の威厳が打ち砕かれるぜぃ、トホホ。

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author:みん, category:子供の英語・カナダの教育, 16:10
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snow.jpg


昨日から雪が降り始めました。朝起きたら、どこからとも聞こえる子供たちのはしゃぎ声…。

はっとして起きると、子供たちは先に起きて勝手に着替えて庭で雪だるまを作り大盛り上がり。

元気なこって…。

積雪量は10センチと言ったところでしょうかね。

その後おじょうは髪の毛を自分で切り

hair.jpg


hair2.jpg


横から見ると「なんじゃこりゃ〜?」


「うふふふ、ママがヘアカットに連れて行ってくれへんから自分で切ったよ!!」

”うふふ”ちゃうわ!!

「アンタそれすっごく変やで。かわいいなんてママは口が裂けても言われへんわ。どうすんの!!」

と言っても

「かわいくなったやんか!!パパに見てもらうからいいわ!!」

と言い返され…

なんだか疲れる女の子の育児。

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author:みん, category:我が家の日記, 17:49
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子供らしさ?
おじょうに

「ママのガンキュウはおじょうと同じで brown ねぇ。」

ガンキュウ?
バタンキュウ?

「はぁ?アンタなに言ってんの?」

「ガンキュウは eyeball でしょ?おじょうは日本語も知ってるねん。かしこいやろ?サンキューじゃなくてガンキュウやねん。」

と得意げなおじょう。

ぶーちゃんに聞いてみると

「おじょうに eyeball って日本語でなんていうのか聞かれたから教えただけやけど?何か?」

眼球…。

確かにそうやわ。eyeball を目玉と言おうが眼球と言おうが正しい…。

英語で「Your eyeballs are brown, the same as mine.」と言われてもえげつなく感じないのは外国語だから?

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author:みん, category:子供の英語・カナダの教育, 04:00
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軽く見られること
初対面同士のパーティに行き職業の話になると

「ご主人が翻訳会社やってるからそれで仕事のチャンスがつかめて羨ましい。」

と言われることがあります。

確かにそうなんですけど。

特に翻訳や通訳方面の仕事に付きたい人にとっては、ワタクシみたいな

ドイツ語学科卒
翻訳の学校にも行ってない
英語圏に留学もしてない

英語の「エ」の経歴もない人間が翻訳をやっているわけでそうも言ってみたくなるわな、と理解はできる。

もともと翻訳業には興味もなかったし、気が付けば翻訳会社(でも小さい)をやってる人と結婚してしまったんですわ。気が付けばやらされていたわけです。

この間もこんな同じようなことを言われて、それも「うらやましい」連発で、温厚なワタクシがムカっとして家に帰ったワケ。

八つ当たりの対象はぶーちゃん。

「あんたさ、私みたいな英語を専門的に勉強してない人間と結婚するんじゃなくてバリバリ翻訳家を夢見てますっていう日本人捕まえりゃーよかったんちゃうの!!そうしたらあの人たちも納得するのさ!!努力せずに仕事がもらえて羨ましいそうやで!!ケッ!!」

そこでぶーちゃんの回答。

あの人たちは翻訳を甘く見てる。翻訳は英語ができるからってできへん。なりたくてもなれない。努力もあるけどセンス。もともとある才能。

一般論として商売やってる人と結婚すればその商売を手伝うのは普通。ああいうこと言われるのは、僕かって意識してるよ。旦那の七光りとかな。確かにそういう奥さんもいるからさ。

でもな、あんたがやった仕事でお客さんからクレームはまったくない。それにほかの翻訳者が、それもあんたよりも上級の翻訳者がやった翻訳をあんたがチェックして直してっていうことは何回もあった。

ただ結婚相手やから仕事をさせてたとしたら今まで僕を困らせる問題が絶対に出てきてた。それもないし、僕かってこの道18年やで。人の才能は見抜けるよ。いくら奥さんでもできん人にはやらせない。

うまく言えへんねんけど、それはあんたの才能なんやで。英訳をする上で英語以外の言語ができることは直接は役に立ってなくても語学に対するセンスのなかでは役立ってるはず。

それで会社も強くなるし、ラッキーなのは僕なんや。あんたがこんなに仕事に役に立つとは思わんかった。ほんまに僕は幸せやわぁ。

もっと胸張りや。誰でもできることじゃないねんで。

べた褒め状態

続く言葉は

やっぱり無意識的にそういうアンタを選んだ僕もすごいよなぁ〜

そう来たか。

羨ましいとかあんまり言わんほうがええなってことやんね。

ワタクシも正直すぎたのか、これからは翻訳学校の教師と生徒の関係でしたとか、カナダに留学していた時にたまたま里帰り中のぶーちゃんと知り合いましたと学歴詐称する方が無難なのかも。

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author:みん, category:仕事の話, 16:56
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バンクーバー在住の方々のHPで話題になっているお水。

バンクーバーは強風と豪雨のため浄水所の処理が間に合わず水は

water.jpg


こんな状態。

朝起きたて朝一番はうがいじゃないですか、その後コップいっぱいの水じゃないですか。

こんな水でうがいしてその上飲んでしまった…。

水を飲む前にお茶を入れようとヤカンにフィルター済みの水を全て使い、再び水道蛇口から新しく入れたフィルターをかけたこの黄色い水を飲んだんです。

ラジオを聞くと

「水道水は1分間沸騰して飲むように。」

とか

「幼児にシャワーするのは止めて、濡れタオルで体を拭くだけにしてください。」シャワーをすると子供の場合は飲んでしまう可能性があるため

などという通知が出たんですわ。

で、木曜日は7Lの水を買ったんです。

その夜テレビでニュースを見ると
「水を手に入れるのに3時間かかりました!!」
という街頭インタビューに答えている人もいました。

そして次の日金曜日にぶーちゃんが近所のスーパーに行くと水を求める人々の長蛇の列。

で、あせったぶーちゃんも500ML12本入りのパックを3パック買ってきてました。

飲み水がないのって困るんですが、トイレも流れるし、沸かせば顔だって洗えるし(実はそのまま使って洗っているけど)、夏にキャンプ10日間を経験したせいであまり緊迫感はないワタクシ。

とはいえ、雨水のほうが透明で…にごった水が蛇口から出てくると言うのはちょっと不思議。

水道から飲める水が出てくると言うことが先進国の条件の1つらしいですが…、嵐で泥水出してカナダよ大丈夫か?(ぶーちゃん曰くにはここ10年でバンクーバーの人口が急激に増えたためもともと浄水所が足りない状態でこうなったのもあるそうです)

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author:みん, category:バンクーバー話, 05:41
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日本のテレビ
ワタクシ、いつも弟に日本の気に入っている番組や子供用のアニメを録画してこちらに送ってもらってるんです。

が、最近ぜんぜん送ってくれません。

どういうことよ!!

電話してみました。

「あ〜、最近仕事が忙しくってさぁ。」

タイマー録画してオカン様に郵便局に持っていってもらうだけやん。

「まぁそうやねんけどさ。」

あんた昔は”後テープに3時間分残ってるからどの番組がいいか教えて”とか”見たいドラマがあったら録画するからメールして”とか優しかったのに、何よ!!この態度の変化は!!

「え〜だって〜」

だっても何もあらへんわ。こっちに住んでる友達に回したりしてんねんからな!!録画するって約束するまで電話切らへんで!!

「友達って女の人?美人?」

そうやけどみんな人妻じゃ!!

「な〜んや、おもんな。」

ほら!ちゃんと録画するって言わな絶対電話切らへんで。やるっていうまで毎日電話するで。

「わかった。わかったから。録画するから。もう切るで。」

ワタクシの怒りを感じたのか今回は1本を録画し終えてすく送ってくれた模様(いつもは3本)。

このやり取りを横で聞いていたぶーちゃんは

「あのさ、あんたの弟かって忙しいねんからお金を払ってフリーロケーションテレビを設置してもらってここでパソコンで日本の番組見たらええやん。」

そうなんですがね…。

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author:みん, category:雑談, 15:37
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男のプライドー某国人の場合その3
入院したのは10日間。

その間Yちゃんがお見舞いに来てくれました。

S氏との顛末を話し

「あんたさ、私がK君と結婚して中国に行くとかSに言ったそうやん?」

と聞いてみると

「はぁ〜?そんなこと一言も言ってないよ。それにさ、Sさんに最初に会った時にアンタと私が写ってる写真を黙って見せてんやんか。

そうしたら

”みんみ〜ん”

って大声張り上げて写真をなでて”この写真もらってもいい?”って聞かれたからあげて、その写真を大事そうにしまってたで。

アンタのことまだ好きやで、あの人。それに結婚してるとか奥さんが妊娠してるとかそんな雰囲気は全くなくて結婚なんかしてそうな感じじゃなかったよ。

それにアンタに彼氏はおるのかとかすごい剣幕で聞かれたけど怖かったから”知らん”って言ってしまったからな。」

はぁそうですかい。

なんというか変な男の意地というか、女に負けたくないとか、そういうのがあり空回り?

本当は長くいられるけど、子供が生まれたから早く帰る

とか

ワタクシに彼氏がいるのを知っているふりをしたり

とか

ワタクシを誘っても来なかったから「本当は結婚してた」と言ってみたり

訳分からん。

でも思うよ〜。S氏に対してはなんとも思ってなかったけども無意味に激怒されたり平手打ちされたり強烈すぎ。某国はあれ以来足を踏み入れてませんが、いつの日かまた訪れてその後を見てみたいもんだ・・・、また誘われたりして(笑)。

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author:みん, category:バックパッカー物語, 17:41
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男のプライドー某国人の場合その2
日本に帰ってからも某国語の授業で頑張ったワタクシ。

デヘ、そのクラスで中国語学科の彼氏ができました。

そうして2年続けて某国語の授業を取り続けました。

インドネシア語学科の友達Yちゃんが

「みんみん、私次の休みに某国に行こうと思ってるから某国語教えて!!」

と言われまして・・・。

簡単な某国語と

「このSって人を訪ねて私の名前を出せば夕飯くらいおごってくれると思うよ。」

とS氏のやっているお店を紹介しておきました。

で、Yちゃんは某国へ友人と旅立ちました。

そしてYちゃんからの絵葉書が届いて

「みんみん。Sさんに会ったでぇ。ご飯もおごってもらったで。震災の時にみんみんの家に電話したけどもみんみんパパが出て怖かったから黙って電話を切ったんやって。なんか春に日本に行くそうでその時にあんたに会えたらなぁって言ってたわ。」

とのこと。そーいや電話番号は渡したなぁ。オトン様にびびったか、S氏よ。

で、Yちゃんとは忙しくて旅行後には会う機会がなかったんです。

そうすると来ましたよ〜。S氏から電話が。

「僕、今京都に来てるから今からおいでよ。」

はぁ〜?京都までって今は夜9時ですが?

「え?京都って大阪からそんなに遠いの?」

ちゅうか夜遅いってば。

「じゃあ3日後に大阪に行くからその時に会おう。」

と電話は切れた。

しかしですね、ワタクシ次の日から高熱で体温は40度。全身沸騰状態。

そうして3日後にS氏より電話が。

「今大阪だから出ておいでよ。」

悪いけど2日前から熱がでて外に出られる状態じゃない。

「だから僕のホテルの部屋でワインでも飲んで体を温めればすぐに熱なんて下がるって。もう僕はあさって帰るからさぁ。」

ほんまに体調が悪いから無理!!

「今公衆電話からかけてて10円玉がないからもう切れるよ〜。お願いだから来るって言ってよ〜。」

無理無理、絶対無理。

電話は切れた。

30分後再びS氏より電話。

「今ホテルからかけてるよ。」


あぁそうですか。

「僕は結婚してさ。」

あぁ、あのラブラブ写真のきれいな人?

「そうそう、子供も先月生まれたばっかりでさ。早く会いたいから本当は来週に帰ってもいいんだけどあさって帰るんだよ。」

そりゃなぁ、一番かわいい時やもんな。そういえばYちゃんと会ったよな。

「そうそう。ところで彼氏は元気?」

(Yちゃんワタクシに彼氏がいるってこと言ったんか、と思いつつ)

そうそう、中国語学科の人で今は中国の駐在。

「Yちゃんも言ってたわ。いずれみんみんはその彼と結婚して中国に住むって。」

あぁ、そう。(結婚前提の付き合いではないねんけどと思いつつ)

「とにかく、君との思い出は本当に楽しいもので大事にしてるから。」

いや〜わるいけど、私にはそういう感情はない。

「ダメだよ。ちゃんと大事にしないと。」

はぁ〜?まぁ元気でな。

「君に言われる筋合いはない!!」

(またか!!)

と電話を終えました。

しかしまぁ、すごい人やなぁ。強烈やなぁ。

ちなみにワタクシ次の日に病院に行くと

白血球の数値が通常の3倍という検査結果をはじき出し即入院。

主治医に
「こんな数値見たことないわ。とりあえず精密検査。」

Sよ〜、なにが「ワインを飲んで体が温まったら〜」じゃい!!と思ったのは言うまでもない。

<続く>

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author:みん, category:バックパッカー物語, 17:15
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男のプライドー某国人の場合
最近ネタがありませんので・・・、ちょっと昔のお話などを。

時はさかのぼること10数年前、ワタクシがまだ大学3年生だったころのお話。春休みにワタクシはヨーロッパを一人旅しまして、そのついでに現地で航空券を手配して某国に行ったんですよ。

ドイツとゆかりの深い中東の国です。

なんというか、とても楽しくてその国に魅了されてしまったわけです。

で、日本に帰国後こりゃー○○語を勉強せなならんなぁと思って履修しました。

そうしてその2ヵ月後のゴールデンウィークの頃にもう一度次は日本から某国へまた一人で旅立ったんですよ。

アエ○フロートで。

成田からモスクワ経由で行ったんですが、出発の日は「機械の調整のため今しばらくお待ちくださ〜い」と待たされ続けて、結局6時間あまりも空港で待たされた挙句に

「欠航です」

みたいな強烈な旅の始まり。その日は航空会社がホテルを手配してくれて、食事券ももらい、パスポートはすでに出国済みなので入管のなんたらでいちいち点呼されて気分は小学生。

そしてホテルの外には外出禁止。

一日遅れでモスクワに到着しそこで一泊。翌日某国に到着しました。

今回の目的は内陸部に行くことでした。

そうして旅の玄関口でもある観光地として有名な某市でS氏と知り合ったわけです。

彼は私が知る日本語を話す外国人の中でのナンバーワンですたい。ぶーちゃんなんて足元にも及ばないくらい思いっきり普通に日本語を話す人でした。

で、なんだかワタクシこのS氏にとっても気に入られて。

結婚したい

とか

僕の年収は日本円で2億円だ

とか

何言ってんのかね?

と思っていたらワタクシを嫉妬させるためなのか、彼と超ゴージャスな女性のラブラブで写ってる写真を見せて

「父親にこの人と結婚しろって言われてて、こんな写真まで撮らされたんだよ・・・。」

はぁそうですか。美しい人じゃありませんか。

で、内陸部に行く旅行にまでこの人付いてきたわけ。部屋は別です、当たり前。

某国語を習っているとはいっても超初心者なので、通訳にもなり悪そうな人じゃなかったんでそのまま旅仲間として仲良くやってたんですよ。

しかしですね、某国人しかいないようなところに連れて行かれたのに

「ごめん。仕事が忙しいから今から帰るわ。ここからXX空港までのチケットは買ってあげるから後は自分で何とかして。」

って言われまして・・・。

もらったチケットを見るとXX空港に着くのは午前2時だよ!!

みたいな。

とXX空港に到着して「しゃーないな。このいすで寝るか。」と思っているとわけの分からん警官に「家に来い」とか空港内を連れまわされたり、わけの分からん旅行会社のおっちゃんの事務所で寝かされたりと・・・

何とか空港のロビーで寝ることは免れました。

そうして楽しく旅行を終えてまた某市に戻りました。

そしてS氏との再会。

「若い子、それも外国人の女の子をあんなところにおいてよ〜ほって帰るわな。」

と思いつつもワタクシ、当時は今よりも10倍はパワーがあったので許しますよ。

そうして帰る日もS氏は空港まで送ってくれて何を言い出すかと思うと

「やっぱり国際結婚は難しいし、僕は君のことが本当に好きだけどもやっぱり無理と思うし。」

あれ?やっぱり日本語この人ダメかも?

「そうやね。まぁ元気でやってよ。」

と普通に返事すると

「君にそんなこと言われる筋合いはない!!」

って激怒しだして・・・

????


そして余ったお金を使ってしまおうとお土産屋で買い物したんです。そうするとレジのお兄さんに

「これおまけであげるよ。」

とネックレスにつけるお守りをもらったんです。それをその時つけていたネックレスに通してS氏の元に戻ると

「それも買ったの?」

「ううん。お土産屋のお兄ちゃんがくれた。やっぱり私がかわいいから?でへ。」

と言うと

軽く平手打ちをされた。


訳分からん。痛くはなかったけどもあんた何様よ!!

と思いつつ怖くなったので無言。

そうして無事に日本に帰ったのであった。

<続く>

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author:みん, category:バックパッカー物語, 16:28
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