先日、日本からS市に引っ越してきたばっかりという家の子供となぞなぞをしていたボン。

とある問題に引っかかりました。

その問題とは

「木を9本載せて飛ぶ空の乗り物はなーんだ?」

はぁなるほどね。でもボンはその日本語は知らないと思うよ。

ということで答えを教えた後に(答えは気球)

その家のお母さんと
「これは外国人には難しいよね。仕方がない。」
と言っていると


ボン僕は外国人じゃない!日本語が話せるし書ける!日本人や!何言ってんの!今だって日本語を話てるし!」

と怒り出した。

あ〜すみません。


親がダメ出ししてどうするねん?こうやって本人が日本語を学ぶ気一杯でいてくれることはありがたいことだわ。

なぞなぞは単語力を伸ばすのにはいいかもしれません。

ところで、この家の子供たちと遊ぶようになってから、子供は自分たちのことを今までは「ボンは…」「おじょうは…」と名前を言っていたのですが、

「これからは自分のことは僕っていうねん。」
「私っていうねん。」

と言い出しました。

日本語で話すときには、自分のことを「○○は…」と自分の名前を言う子が多いんですよね。もちろんキンダーくらいまではそうですが、日本ではさすがに家の外で小学校3年生で自分のことを名前でいう子供は少ないですよね。

「僕は、私は」と使えることも日本語能力の高さというか自然な日本語を話すという目安になるんだなと。

日本に暮らしていればどうってことはないのですが…。こういうことは社会(子供には学校生活)に出て自然と変わっていくことであり、やはり海外で家庭という単位の中で日本語を教えていくときに制限されることなんでしょうね。

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