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乳製品
先日、米国で乳製品を買ったワタクシ。

ぶーちゃんには

「アメリカは乳製品にホルモン剤を入れてるのを禁止してない珍しい国だから絶対にそれに注意して買うこと。rBST が入っていないことを確認してから買うように。」


と指示されたわけです。

で、ちゃんと No rBST と表示されたものを買ったんだけど、そのパッケージをぶーちゃんが調べ出して、「なるほど、なるほど。これのことか!」と納得していました。

なんなんでしょう。

聞かずともしゃべり出すぶーちゃん

「ほら、これ見てよ。ここには No rBST と書いてあるけども、そのずーっと下には ”rBST が入っていようがいまいが、大した違いはありません。”って書いてるやろ?

これはな、アメリカのホルモン剤を製造している会社が政府に対して裁判を起こしたその結果なんや。

何の裁判かって?

それは No rBST と表示すると顧客が当然のことながらホルモン剤が入ってない方を買うから、うちの会社に対する営業妨害、差別行為だ!

って裁判起こして今はこうやって”ホルモン剤が入ってても体の健康に対しては大きな違いはありませんよ”って書かせるようにしたんやって。

すごいやろ?国民の体に悪いものを規制しないなんておかしいんや。」

と1人興奮するぶーちゃん。

あぁそうですか、と素の顔のワタクシに

「アンタは僕の話がわかってなのか!面白くないのか!」

と不満げであった。

まぁ面白いけど、カナダに住んでるし、他所の国のことなんか知らんわ、もちろん有益な情報で、これからも気をつけるけどな、と言っていると

「そういう態度がよくない。」

とまたプンプン怒っていました。

いやだって、アンタいつも成分表を見てそんなことばっかり言ってるから

聞き飽きた。



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author:みん, category:自然派生活, 02:27
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味噌汁
学校に毎日味噌汁を持って行っているボン。

今年の3月くらいから味噌作りを始めたので、やはり手作り味噌はおいしいのか「味噌汁おいしい!」と喜んでいます。

で、この間ボンがぶーちゃんに(英語)

「味噌は腐ってるんやろ?」

と聞いていました。

「腐ってるというか、発酵させてるねん。納豆は納豆菌を繁殖させていて腐らせるわけ。それが発酵ということかな。味噌とかしょうゆは麹菌を使って発酵させてるねん。チーズとかヨーグルトも同じ原理で菌を発酵させてるねん。

まぁそれは簡単にいうと腐らせてるってことなんやけどな」

と説明していました。

そこでボンは ferment(発酵させる)という単語を覚えたわけです。

そうして今日、学校から帰ってきたボン

「はーははは、今日はクラスの子に味噌汁は腐ってるなのなんなの言われたから

お前なんも知らんのか?お前の今食ってるチーズだって発酵食品やから腐ってんのじゃ〜!人の弁当に文句つけるならこれから一生チーズ食うな!腐ったもんは食べへんのやろ?

って言って黙らせたったわ。

そうしたら発酵って単語知らんかったわ。しゃーないから説明したったわ。

ひーひひひ」

気持ちは良くわかるが、ちょっと攻撃的で性格悪くないか?

ナヨナヨと悩むよりも、ま、えっか。


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author:みん, category:子供の英語・カナダの教育, 14:18
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言いたい放題
昨日は米国にお買い物に行ったワタクシ。三連休にアウトレットに行くと混んではいるものの目玉商品が多いかも?と思いました。

持ち前の買い物運(というかただの正しい日程選び)のおかげでいろいろと買いあさってしまいました。

ぶーちゃんはおうちでお留守番で、最近知り合った日本人の男性が遊びに来る予定でした。

いつものように「お土産よろしくね〜!」と言われたんだけどすっかり忘れてたんだよね。

それで一緒に行った友達に一押しされた米国製のキャストアイロンのフライパンを買ってみたんです。鉄製なので使い込めば使い込むほど使い勝手がよくなり、そうして野菜などがおいしくいためることができる一品なそうな。

ワタクシ的には

「フライパンあるのにまた買って!それもこんなに重いやつ!」

と怒られるかも?とビビっていたんですが、

家に帰ってこのフライパンを見たとたんぶーちゃん大喜び

「うわ〜!こんなフライパン探してた!わーうれしい!」

主婦か!

「僕はずっとこういうフライパンを探してた!」

うちの人、結構おもろいでしょ?

そうして本日。

夕飯後にぶーちゃんがキッチンにかけてあるワタクシの10年前の写真(撮影者ぶーちゃん)を見ながら

そういえばMさんがこの写真を見て

「すごく綺麗な奥さんですねって褒めてたよ」

と言うので

ワタクシ「よかったね、アンタ幸せだね」

と返事をすると

「あ、でも、不細工な人なんだけど、僕の腕がいいから美しく撮れたって言っておいた」

はぁ〜?

あんな

あんたな

うちのオカン様、今の話聞いてるんですけど。

人様の娘をその親の前で

「あんたの娘は不細工だから」

って言うのってどういうことよ!アホ?アンタ?

と言うと

アワアワとなって

「いえ、その時は不細工とは言いませんでした。普通と言いました。普通だけど僕の腕がいいから、と言いました。すみませんでした。」

と謝っていた。

オカン様、大爆笑していました。
ちなみにオカン様、1 歳くらいのボンをワタクシが抱っこしている写真を見て

「この人誰?あれ?アンタ?ずいぶん変わったなぁ。」

と昔の娘の姿を忘れてきている模様です。

10年もたてば外見も変わるという話です。

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author:みん, category:ダーリンは外国人, 12:34
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感謝する
 この間アフタヌーンティーに行った後にディジュリドゥの小さなコンサートに出かけたぶーちゃんとワタクシ。

ディジュリドゥの演奏者はシアトルから来ている有名な人だったんです。

結構面白かったかも。

それにぶーちゃんのディジュリドゥのお仲間もいい人ばかりだと思う。なんというか、何かを乗り越えているような人のような気がする。

その中で高齢のおばあちゃんもいて、この方はアメリカからやってきた人なんだけど、話をしていたら

「私、実は子供の頃日本に住んでたことがあるのよ。今71歳なんだけど、13才から16才まで東京に住んでたのよ。その頃は日本語がペラペラだったんだけどもう忘れちゃったわ。でも今でも日本の思い出は本当に楽しいものとして残っているわ。富士山も登ったのよ。」

とすごくワタクシのことを気に入ってくれてやさしくしてくれたんだけど。表面上は穏やかに話をしたんだけど。

ごめん、なんか悪いけど占領軍で働くアメリカ人の子供だったんでしょ?と気分が悪かったのです。

申し訳ないですが、何を言おうと私は日本人なのです、としか言いようがないんだけど。

ぶーちゃんにも同じように言うと

「僕は人間としてその気持ちは良くわかるよ。」

と言われました。

ここ一週間「二つの祖国」(山崎豊子)の小説を読んで感じた血が煮えたぎるような気持ちを感じながらいろいろと考えたんだけど

やっぱり両国にそんな過去がありながらも、あのおばあちゃんと別れるときにハグしながら「今日は楽しかったね」と言い合えることを、この上ない幸せと感じるその自分の気持ちに正直に生きてゆきたいと思う。


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author:みん, category:カナダで思う, 15:25
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今年の松茸
今年は9月下旬から松茸スポットの偵察に行っているのですがなかなかありません。

取ったのは全部で5本くらいかな。

松茸に詳しい人に聞いても「今年は出るのが遅いみたい。ファーストネーションの人も取れてないって言ってるわ。11月に入ったら出てくると思うけども霜が降りたら難しいから時間との戦いかもね。」

という話を聞いていました。

で、今日もぶーちゃんはオカン様と松茸を探しに出かけたんだけど、取れず。

ですがそこで2年前に森で会ったことのあるおじさんに再会したそうでいろいろと情報をもらったらしい。

その2年前におじさんは

「ここから3キロ行った大きな木の下に40本くらい松茸が生えてたから取ってきた!」

と見せてくれんだよね。でもおじさん、優しい人なのはよーく分かったんだけど、すごく背が高くて筋肉モリモリで、右手には山に入る時に枝を切って進むための大きなナイフを持っていて

「おっちゃんの気にいらんこと言って、そのナイフを振り上げられたらどうしよう。ぶーちゃん失言するなよ!」

とビビッていた思い出があります。それくらい大きなナイフだったのさ。

だから覚えていたのさ。

そうしておじさん、今回もその大きな木に行ってみたんですが、生えてなかったそうです。松茸だけじゃなくて他の種類のきのこも取っている人なんですけどね。

私たちが行く地域はみんなが取りに来る人気のところなので、「取られすぎ」の状態で、多分2・3年は出ないんじゃないかな、というおじさんの予想らしいです。

ぶーちゃんとおじさんが30分ほど話しこんでいる間、英語のわからないオカン様はどうしていたのか!

おじさんは中国人の友達と来ていたらしく、なんとその中国のお方が日本語がペラペラだったのでカナダの話をしていたそうです。

オカン様「敬語もきちんと使えていて、なかなかしっかりとした日本語だった。」

日本語ができる人多いよね。びっくり。

松茸を取るにはペンバートンまで行くしかないか…(おじさん情報)。遠い…。霜が降りる前に一度行ってみます。


実は今日は松茸ご飯だったのさ。


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author:みん, category:カナダ生活, 16:46
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いけていると思ったのだが
昨晩は珍しくワタクシがぶーちゃんよりも先にベットに入っていました。

鼻水ズルズルで風邪気味だったからなんだけど。

ベットの中で本を読んでいたらぶーちゃんが登場

ぶーちゃん「ハニー、僕が来てうれしいやろ?」

ワタクシ「はぁ?何言ってんの?あ〜ベットに来てうれしくなるようなかっこいい人と結婚したかった。私がこんなに美しいのになんでアンタかっこよくないの?」

ぶーちゃん「僕はかっこいい!」

ワタクシ大爆笑して

「ベタなお笑い番組よりもおもろいわ〜!笑かす事、言ってくれるよな!」

ぶーちゃん「ほんまにボロクソに言ってくれるよな。むちゃくちゃやな、あんた。」

とプンプン怒ってたんだけど

いや〜冗談なんだけど。

けっこう気の利いた返事をしたと思ったんだけど。

そう思っているのはワタクシだけ?


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author:みん, category:ワタクシの日常, 04:58
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アフタヌーンティー
 今日はハナママさんとアフタヌーンティーに行ってきました。向かった先はバンクーバーでは有名どころの

Secret Garden(ケリスデール)

です。

ワタクシがハナママさんとアフタヌーンティーを楽しんでいる間、家族は別のことをして時間をつぶす、という段取りです。

毎週土曜日は子供のサッカーの試合があるんだけども、ある日はボンは朝9時から、おじょうは午後1時から、と時間はばらばらになるのですが、今日に限って2人とも9時から開始。

なんてラッキーなのかしら!

と思ったんですが、サッカーの試合のある日は子供達は疲れきってしまうので、今日はオカン様に子供と家に残ってもらいぶーちゃんとバンクーバーへと出かけることに。

というのも夜はディジュリドゥの小さなコンサートがあるので2人で出かけるほうがいいのさ。

そんなわけで、11時ごろに出発して、ぶーちゃんママのところに寄りケリスデールについたのは2時ごろ。予約は2時15分だったんだけど、ハナママさんから電話がかかってきて

「みんさんの名前で予約が入ってないって言われたよ〜!」

…。なんでじゃ〜!

とお店に向かって店員を話をすると

「今日は絶対に予約が入ってないのよね。」

ワタクシ「でも水曜日に電話して土曜日にお願いしますって予約しました。」

と言いながらも、思い当たることが…

ワタクシ確か「next Saturday」って言ったんだよね。水曜日に電話したから5日が次の土曜日って思ったんだけど、12日と勘違いされたのかも。そして日付は確認されませんでした。

と言ってみると

やっぱりその次の土曜日に予約が入っていたのさ。

店員さんには、「こちらが日付を確認しなかったので申し訳ありません」と謝られました。2時15分から2時間制のアフタヌーンティーなんですが、だいたい1時間経つとお店を出るお客さんがいるので3時15分から席は用意できると思います。1時間後に戻ってきてください、ということになりました。

で、ぶーちゃんに迎えに来てもらうので時間が1時間ずれることを連絡して事の顛末を話したわけ。

ワタクシ「水曜日に電話して I would like to make a reservation on next Saturday.って言ったけど、これはcoming Saturday または this Saturday って言うべきだったか?」

と聞いたんだけども

今週の土曜日という意味で next Saturdayというのはありえるよ。確かに this Saturday が正しいけど何も考えずに僕も言ってしまうわ。そこで店員が 12 日ですか?って確認するべきだったと思うよ。

とのこと。

これはハプニングということで…、それにお店の対応はとても良かったのでいいのさ。駐車場代2時間しか入れなかったんだよね、とクレームを入れるハナママさんには駐車場代を支払ってくれました。

そうして着席。

サンドイッチやスコーン、一口サイズのケーキが運ばれてきました。

5分ほど2人で黙々と食す。その間、無言。

だって腹減りまくり。10時半に軽く食べて、ようやく食事にありつけたのが3時半過ぎ。

そして

「写真撮り忘れたね。」

おーほほ。また別の場所で行きましょう。

そんな感じのアフタヌーンティーでした。

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author:みん, category:ワタクシの日常, 05:23
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呼び名
今日は我が家でお好み焼き会。オカン様の友達とワタクシの友達とで昼に集まりお好み焼きを食べました。

そこで話題に出たのが

夫婦の呼び方。

オカン様のお友達はご主人も日本人なんですが、カナダで結婚生活を始めたので日本にいる夫婦のように

「あなた」
「お前」

のような呼び方をしないのよ。うちの夫婦は今でも名前で呼び合ってるから。なんだか恥ずかしくて「あなた」なんて呼べないの〜。

という話が出ました。今の若い年代の人なんかダンナに「お前」なんて呼ばせないでしょうが、オカン様の年代になるとそうなのかしらね?亭主関白ってやつで。

あとはカナダに住んでいると、日本人の友達の子供には名前で呼ばれ、「おばちゃん」と話しかけられることがないので、日本に帰ると「ボン君のおばちゃん」と呼ばれて違和感を感じる、という話をすると

わかる!わかる!

子供も親の友達のことを名前をさん付けで呼ぶしね。これはいくら日本語を話していても環境の違いよね。

と一同納得。

そういえば、ワタクシの友達がオカン様を呼ぶ時には

「お母さん」

と声をかけるんですが、それに対してボンとおじょうは

「なぁなぁ、○○さんってなんでばあちゃんのことを自分のお母さんじゃないのに”お母さん”って呼ぶの?」

と不思議そうな顔をしていました。この話をしても

「そうよね!」

と盛り上がりました。

そうしてみんさんとぶーちゃんは何て呼び合ってるの?ときかれたので

ワタクシ「おっさん。ぶーちゃん。じじい。」
ぶーちゃん「はにー。みんみん。ベイビー。」

と答えると大うけした。

一時子供がぶーちゃんのことを父親であるにもかかわらず「ぶーちゃん」とワタクシのまねをして呼び出したので止めてたんだけど(子供が親を名前で呼ぶのは個人的意見により好まない)、最近またこの呼び名は復活したなぁ。


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author:みん, category:カナダで思う, 14:12
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親の思い出話
田舎育ちのオカン様。それは知ってはいたことですが、なにせ育てられたのは背後に山がそびえた大阪の片田舎であっても住んでいるのは農家でもなんでもない普通の家。

カナダにやってきてオカン様の話を聞いて「へぇ〜」と思うことがある。

七面鳥編

サンクスギビングは例年の通り友達を呼んでパーティをした我が家。準備の時にぶーちゃんとターキーを焼くなの何なのと話をしていたら

オカン様「ターキーて何?」

七面鳥のこと、と返事をすると

オカン様「へぇ〜、七面鳥かぁ。昔さ、田舎で七面鳥飼っててん。七面鳥ってさ、名前通り顔がいろんな色に変わるねんな。それが面白くってな。怒ったりすると青になったり黄色になったりするねんで。なかなか感情豊かな鳥やで。」

え〜!そうなん!それも「本で読んだ。」じゃなくて「飼ってたから見て知ってた。」って世界が違うわ。

そうしてその七面鳥はどうなったのかと言うと

狐や狸に食べられたら大変!と夜は網を張り巡らせた小屋に入れてたそうなんだけど

「狐に襲われる前に、蛇に食べられてたな。網が荒かったからその間から蛇が入ってな〜。蛇がパンパンになってた。まさかな〜蛇にやられるとはびっくりやった。」

なるほど。

ヤギ編

ラードナーの農園に遊びに行った我が家。そこにヤギがいたんです。ヤギって人懐っこいよね〜。と言っていると

「ヤギも飼ってたんやけどな。ホンマにヤギって甘えてきてかわいいねん。お母さんが歩いてたら後ろからついてきて、前足をお母さんの肩にポンって乗せてきてメェメェ鳴いて甘えてくるねんで。ホンマ、甘え上手やねん。」

へぇ〜

「でも、かわいいねんけどちょっと抜けてるねん。縄をつけて木に縛ったときなんか、木の周りをずーっと同じ方向にグルグル回って木にぴったりと縛り付けられてしまってな。それで苦しそうに助けてってメェメェ鳴いてるんねん。

反対に周れば縄は解けるのに、いくら言ってもわからんかったみたいでいつも同じことしてたわ。」

ワタクシ、ヤギのミルクは苦手なんだけどオカン様は小さい頃は飼っていたヤギのミルクを飲んでたようです。

「たまにミルクが苦くなるねん。そんな時は○○の葉
(忘れた、杉の実だったかね)を食べた時やねんな。あれを食べた後のミルクは渋くてまずい。」

なるほど。

なかなか興味深い話だった。ワタクシの今の生活と全然違う世界だわ〜。

はて、ワタクシが子供達に「ママ、おもしろい!」と思ってもらえる話はあるのか考えてみた。

中国でヒッチハイクしたら某大使館の車で、乗せられて襲われそうになったので騒いだらよくわからんところで降ろされた。30分くらい歩いてよくわからんホテルでタクシーを拾って無事にホテルまで戻った。

とか

トルコ内陸部でお金を両替しようとして銀行に行ったときのこと。行員がお金を照会しようとして取り出した書類が昭和初期のものなど、かなり昔の古いものだったので「これ偽札。両替できない。」と言われた。そこでカウンターに身を乗り出して、その書類をめくって「これこれ、このお金!」と言って無事に両替してもらった。

とか

ドイツ在住時チュジニアに行ったときのこと。帰るときにホテルを巡回する空港送迎バスが予定よりも30分早く来たので置いていかれたワタクシと友達。フロントで大騒ぎすると「タクシーで行けばエエやん。」と言われたんですが
バスは無料だったのでジュース代くらいしかお金がなったの!←アホ

そこでチュニジア人のおっちゃんたちが集まってきてタクシーの運転手を連れてきて「かわいそうなこの子達を空港まで送ってやってくれ!」とタダ同然で送ってくれたという人の温かさに触れた感動の話。

などなど、海外旅行トホホ・ネタしかない。


ま、しゃーないな。


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author:みん, category:ワタクシの日常, 06:33
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8周年
 今年はカナダ移住8年目。

今回はオカン様もカナダにいるわけで、ちょっと例年より変わった記念日なのかも。

今ではカナダ生活も落ち着き、このままずっとカナダに住むんだろうな〜と思います。

子供達もしっかりと日本人というアイデンティティを持ちながらもカナダ人であるというアイデンティティもあり、そういう意味ではカナダに移住してよかったと思います。

日本語教育もボンの「10歳の壁」を無事にクリアし、もちろん日本で教育を受けた子供よりかは劣るのは当たり前ながら、
日本語はそれなりに身についているのではないかと思います。

カナダに移住してから3年間はまったく英語も伸びなかったボンですが、今では本の虫。英語の難しい本も読み(ワテ、読めない。)

extraterrestrial(地球外生物)

という言葉が口から出たときは

「ヤバイ。この単語は大学に入って初めて知った単語じゃ。」←X-fileより

と焦ることもしばしば。

思い返せば

カナダ生活=日本語教育

という8年だったのだったのかも。

いろいろ悩み、イヤになった時もありました。自画自賛ですが自分自身を本当に褒めたいと思います。

そうしてビシバシの厳しい日本語教育にきちんとついてきてくれた子供達に感謝するわ。

オカン様がらみで母親の年代の S 市在住の日本人の方と話をする機会が増えたのですが、まぁこんなS市のような片田舎に住んでいる方々なのでいろんな経歴がありこの街にやってきたわけでして、

明るくて面白い!

「40年前にカナダに来た時はね〜。」

という話を聞いていると、いろいろ考えることがある。

そのうちの1人の方は、結婚する前は今のご主人はカナダ、その方は日本と文通を続けていたらしいんだけど、ある日航空券と指輪が送られてきたそうです。

カナダに旅立つ日に羽田空港に両親が送りに来てくれたときには

「お前が決めた人についていくというならついていけばいい。そのかわりもう親の死に目には会えないと思って行け。」

と言われたそうです。

「今でも37年前の父のその言葉は思い出すわ。父親の死に目には会えたけども、母親の死に目には間に合わなかったわ。でも仕方ないのよ。わかってたから。

本当は母のお葬式にも帰ることができたんだけど、やっぱり母がいないと自分の実家でも他所の家なのよね。

私はね、親の元で20過ぎるまで暮らしてきて、ずっと親のそばにいると思ってたんだけど、こんな遠くに来ちゃってね。でもね、まだ体が健康だから。それが一番幸せなことなのよ。」

と明るく言っていました。

面白かった話は

「カナダについたのはいいけども、ほんとにお金がなかったの。でもうちの主人はご存知の通りおしゃべりだし、それでお友達がいっぱいいて、結婚式も何もかもみーんなが協力してくれて全部タダだったのよ。ドレスも貸してくれて写真家も神父さんもみんな友達だったからタダでやってくれたのよ。

新婚旅行だって日本から駐在できていたお友達がいて”新婚旅行に行っておいで!”ってチェックを切ってくれたのよね。」

結婚式の写真は飾ってあったので見たことがあったのですが、まさかあんな立派な結婚式にこんな裏話があるとは!とびっくり。

やっぱり40年も前にカナダに移住した人間には今の時代の人にはないパワーがあると思うわ。

それに今の私たちよりももっと苦労してきたと思う。

何かを乗り越えて来た人の話は気持ちを盛り上げます。

話を聞いているだけで、今の悩みなんてつまらなくおもえて、なんでも前向きになれるんです。これはこの方の持つパワーだと思います。

生活が便利になると人間は退化するというのは本当なのかもしれません。

そうして先輩があんな昔にがんばってカナダで子供を育てることができたんだから、きっとワタクシだってがんばれるはずだ、と思いは新たになりました。

ワタクシもこの方のように若い人をプラス志向に変えていけるようなそんなパワーを持てるようになりたいな。

なんにしても家族(ぶーちゃんと子供)がいるところが自分の居場所なんだろうな。

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author:みん, category:カナダで思う, 17:01
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