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- なるほど
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2012.02.29 Wednesday今日の夕食で
ボン「教室の先生のイスが何回も壊れるねん。だから先生がイスを返品するって言ってた」
ワタクシ「返品、なんて言葉よくさらっと使えるよな。なんで知ってたん?」
ボン「だっていっつもママが”大事にせんかったら返品するよ”とか言うから覚えた。ママはよく返品って言ってるよ」
ぶーちゃん「子供を脅したからこそ覚えてくれた単語やな」
ほっとけや。
そうして今日の漢字の勉強(3年生)
すがたがきえたあに
ボン「3 年生の漢字やのに、こんなの出していいの?強烈やな。」
ワタクシ「確かに」
ボン「これって行方不明になったってことやんな」
ワタクシ「そうやけど、行方不明なんてどこで覚えたん?」
ボン「日本の朝のテレビでいつも○○才の男性が行方不明になっています、って言ってたから覚えた」
なるほど。
環境で日本語を覚えて行くわけよね。
そんなわけで、日本語三昧のワタクシですが、我が家も半分は英語環境だから知らずに生きた英語を耳から覚えている
ということにしておこう。
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- 言語の概念
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2012.02.21 Tuesday週末はワタクシは家で仕事。
ぶーちゃんは子供達を連れてバンクーバーへと。夕方早めに寿司屋で食べて、ワタクシに持ち帰りしてくれることになりました。
で、家に帰ってきて、寿司を食べてたんだけど、
ぶーちゃん「最近ボンがよく食べるからさ。おにぎり寿司なんかはテーブルにきたとたん、すぐにボンに取られて食べられる。」
おにぎり寿司ってなんじゃそりゃ?
と爆笑していると
ぶーちゃん「にぎり寿司に丁寧に”お”をつけただけで、なぜそんなに笑う必要がある!」
だってさ。
それは
おにぎり
と
にぎり寿司
が混じってるように聞こえるもん。おにぎりなのかな?それとも、おにぎりの形をしたにぎり寿司なのかと混乱する。
と説明すると納得していた。
ぶーちゃんからするとタダ単に「お」をつけただけなのに混乱する理由がわからん、というのはやはり母国語じゃないからだと思う。
たとえば、英語にしても
one of my friends
を
one of my friend
といい間違えると、日本人(外国人)の英語に慣れている人なら
「あ〜、S をつけるのを忘れたのね。日本語には単数・複数形ってないから。」
と理解できるそうなんですが、通常は
「あなたは友達が 1 人しかいないのですか?どうして one of を使うのに friend と単数なんですか?どういうことですか?」
と混乱するらしい。
「そんなたかだか S を付け忘れただけで、なんで混乱するのよ。気がつくでしょーよ!」
と日本人が主張したところで通用しないわけです。ようするに日本語の概念で英語を考えるのが無謀な行為なのさ。
などなど、1人でこじつけか?と思いながらも考えた。
外国語って難しいわな。
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- 人の振り見て…
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2012.02.18 Saturdayとはよく聞くものですが、最近は子供を見ていてよく思うわ。
というのも、子供達は日本語のワークブックをやるのが日課なんですが、もし忙しくてその日にできなかったら次の日に繰越していくという
何があってもやらなきゃ駄目よん
というシステムなのです。
だいたい1日30分位で終わる課題です。
そうして、おじょうはちゃんとやるんですが、訳のわからんボンはとにかく理由をつけて逃げるんです。
ワタクシも仕事が忙しくて、いつもなら強制的にやらせるところを放置していました。
一応は
今日はやらなかったから2日分たまったね〜
あら今日もやってない?じゃあ3日分だね〜
とプレッシャーはかけておいたんだけど。
そうすると4日目に自発的に
「今日は七田のプリントをやるわ!今日やらんかったら、5日分たまるから大変や!」
と言い出してプリントをはじめた。
こういう姿を見ると
ワタクシも大型翻訳が入ると前半はいつものペースで仕事をやり、後半にはせっぱつまって仕事をして、という
人間は追い詰められないとやらないんだな〜
をたまに実感するので
大人の親もこんなんやのに、何を偉そうに子供に言うか!
と思うわ。
でもええねん、大人やから。
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- ラッキーだったのかしら
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2012.02.16 Thursday先週の金曜日にフレンチイマージョンの登録がありました。今はボンとおじょうは別々の学校に行っていて、いつもボンを先に学校開始20分前に送り(←これ、本人の希望)、そのあとおじょうを学校に送る、という段取りで送って行ってるわけです。
フレンチイマージョンの登録は8時から開始だったんですが、到着したのは8時40分くらい。そうして59番の受付番号をもらって無事に登録完了。
昼間には、おじょうの学校の友達の親から電話がかかってきて
「ちゃんと登録したよね?抜けがけは無しよね?来年からはカープールする約束したよね?」
と確認されたのさ。
で、その日また電話で別の親と話をしていたら
「もうショック!フレンチイマージョンって定員60名だったらしくって、子供の登校時にあわせて登録しに行ったらウェイティングリストって言われたわ。」
…、ということは59番のおじょうはギリギリセーフ?
それも8時の登録開始時は人があふれかえっていたらしい。
そうしてその人達は7時前から並んでいたそうな。
へぇ〜。なんだかフレンチイマージョン、大人気になってきたのかしら?
申し込み人数によっては今は2クラスなんですが、3クラスになる可能性もありとか。
ウェイティングリストになってしまった子供の父親は「3クラスにしろ!」って働きかける!と張り切っていました。
でも、ボンのクラスは4年から5年の進級で10人が「ついていけない」ということで英語のクラスに逆戻りしたので、安く、そしてちょっくらレベルの高い教育を受けさせたいならお得なのかも。
そうしてボン自身も「セカンダリーに入ったら英語に戻る。しんどいから。」と言っているという。
なんにしても、おじょうも再びやる気が出たようで
「フレンチイマージョンでがんばる!」
と宣言していました。
それもそのはず、
I-Pod Touch 買ってもらったから。←親に買収された。
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- 人生上手くできてる?
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2012.02.15 Wednesday今年の日本里帰りですが、いろいろと考えた結果、子供だけで1ヵ月半ほど日本に行かせることにしました。
というか
オトウトが半額お金を出してくれることになったのです。
元から子供だけを送ろうと思っていたんですが、子供だけでも今年の夏はチケット代が高そうなので、ボンの分だけしか買われへんわ!とオカン様に言っていたら
オトウトが「おれが1人分出すから兄妹2人で日本にくるようにしたらいい。」
だってさ。
やっぱり独身で実家住まいは金持ちやな。
そんなわけで、ぶーちゃんと2人カナダに残ることになったワタクシ。
ぶーちゃんは
大人2人だけやから、キャンプにもすぐにぱっと出かけられるし
ちょっと危なそうな野生キャンプもできそうやし
1泊2日の旅行でも大人2人だけやと家族全員の時と比べると料金もかからんし
といろいろ考えているようだ。
確かに今の年齢の子供の時でしか楽しめない家族でのお出かけってのもあるんですが、うちらの場合は歳の離れた夫婦なので
子供が成人して家を出ることには、ワタクシはまだ40代後半ですが、ぶーちゃんはとっくに60歳越えてるし。
60歳越えて何があるかわからんし、ワタクシだって今は元気だけども10年先はわからんし、のほほーんと「夫婦2人になったから楽しみましょう」なんてできないかもしれないので
ま、今のうちに先取りして夫婦2人の時間を満喫するかね
と思うことにした。
でも最近は仕事がめっぽう忙しくてフルタイム勤務並みそして週末は休日出勤のハードスケジュールなのよね〜。
だからチケット3人分買えるかも?
と言っていたら
ぶーちゃん「だからこの調子で仕事があったら日本に帰ってる暇ないで。」
まぁ景気がいいのはええこっちゃ。
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- おじょう、フレンチイマージョン
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2012.02.09 Thursday明日はレイトイマージョンの申し込み。
そうです、おじょうの申し込みなんです。
ですが、おじょうは9月ごろには「5年生からはフレンチイマージョンで〜。今年は5年生との合同クラスやからもうフランス語習ってるから〜。」と張り切っていたんですが、クラスの仲良しの子にそのことを言ったら
「じゃあ、あんたは来年からこの学校にいないからもうええわ。友達ちゃうし。」
と言われ、それから仲間はずれされていたので
「もうフレンチイマージョンなんか行かん。」
となってしまったのです。
ですが、そのことを聞いてブチ切れたぶーちゃん
「だからあの学校は嫌や。金持ち多いか知らんけど、くだらない。あの学校とおさらばするために絶対にフレンチイマージョンに入れる。」
と言い出したわけです。
ですが、親が入れさせたくても、子供が「行きます。」と言わなければなかなか難しいレイトイマージョン。
その証拠に申込用紙と一緒に子供本人がエッセーを書いて提出しなければならないのさ。
学校から戻って書かせたら
「I don't want to. So never mind!」
とのこと。
トホホ…。
実はこのフレンチイマージョン事件以前にも、日本に夏に2ヶ月帰る時に、同じ子に
「あんた日本に2ヶ月行くんやろ?それやったら私もう別の子と仲良くするから、あんたも日本から戻ったら新しく友達作ったら?」
と言われたらしく、カナダに帰る日が近づくにつれて
「カナダに帰りたくない。カナダには友達がいないから帰りたくない。日本にしか友達はいない。」
って泣いてたこともあるのさ。
そんなわけですが、とりあえずは申し込みは今しかできないのでやっておいて、行くか行かないかは後で決めたらいい、と説得してエッセーを書かせました。
今年も夏は1ヵ月半ほど日本に帰るので、そのいけずな子が再びおじょうに「もう友達ちゃう」って言えばいいのになって思っちゃうんだけど。←どんな性悪な親か、ワシは。
って言ってたら何も起きそうにないやろな。
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- 才能
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2012.02.04 Saturday食事中に、ぶーちゃんがお皿を取りに席を立った時におじょうがぶーちゃんに
「Can you give me a water,ついでに?」
ぶーちゃん「英語と日本語を混ぜない!どっちかにしなさい。」
と注意されていた。
ここで「お水入れてくれへん?ついでに。」と日本語に直せばいいものを、そのまま
「Can you give me a water..............」
と止まっていた。
そこでボンが
「While you are at it. が、ついでにやろーが。」
と突っ込んでいたんですが
ぶーちゃん、ワタクシ
「ボンってすごいな〜。」
ぶーちゃん「他にも言い方があるけども、なかなかよくできた訳や。子供にしては上出来。やっぱり賢いなぁ。パパの子供やなぁ。これでパパの会社も大丈夫やわ。」
と絶賛していた。
たまにはこれくらいオーバー気味に褒めておかなアカン。
でもぶーちゃんが本気で言っていたらどうしよう。
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- ケンミンショー
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2012.02.03 Friday近所に住むオカン様のお友達から日本の録画 DVD をたくさんもらったワタクシ。
あれよね、録画 DVD って見ているとその録画された地域のコマーシャルが入ってるので面白いと思う。
いただいたDVD は石川県で録画されたようです。
その中に入っていた秘密のケンミンショー。
同じ日本国内とはいえ、ところ変わればということでいろんな驚きを発見できて面白い番組だと思う。ヤラセでないことを祈る。
そんななか大阪のことが出てきたんですわ。
大阪ではカレーライスを食べた次の日にはある食材を入れて食べる。
で、画面では答えが隠れた加工がされたままだったんですが、答えを見た参加者が
「え〜!」
と驚いているシーンが映し出されたわけ。
あ、うどんと思う。
うどんやろうなぁ。
はい、うどんでした。
街角インタビューでは
「カレーの次の日はカレーうどんが当たり前。」
「カレーの次の日にまたカレーなんかアカンで。」
みたいなことを言ってたんですが
ワタクシ、カレーの次の日にカレーうどんなんて食べたことないって。
まぁそれもそのはず
両親は大阪出身じゃないし。
地方出身者の集まる東京に次ぐ大都会。
どこかで書きましたが、小学校までは両親が大阪出身という家庭はほぼいなかったところで育ったワタクシ。
高校生になって「近所におばあちゃんが住んでる」「おじいちゃんとおばあちゃんと住んでる」という友達ができて衝撃的だったのを覚えています。←祖父母は遠くに住んでいるものだと思い込んでいた
そういうこともあり、大阪人でありながらも大阪人らしくないところなのかもしれません。特に食文化やしきたりなど。
バリバリ大阪人の友達とお好み焼きを食べに行って、箸で食べてたら
「あほか!お好み焼きはへらで食うんや!何箸で食ってるねん」
と罵倒されたこともあります。
外の環境と家の環境が違うってところは、自分の育った環境と今の子供を育てている環境に通じるものがあるのかもしれません。
が、
うちの両親はお互い鹿児島の同じ村出身でありながら鹿児島弁で話しているのを聞いたことがないのは、今から思うとちょっと不思議かも。
小さい頃は「両親が話すのは大阪弁」と何も思わなかったんですが、成人してから大阪人の友達と母が会うと、必ず友達に
「お母さん、大阪の人ちゃうやろ?なまってる。」←大阪弁も方言や
と言われてびっくりしたこともあります。
そんな話をしていたら
ボン「これは大阪人として、これからはカレーライスの次の日はうどんを食べなアカン。守らなアカン。」
…、話聞いてないのか?
あなたには大阪の血は一滴も入ってないがな。
鹿児島から大阪を飛び越えてカナダに飛んでるってば。
心は大阪人ってことで。
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- 温度差
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2012.02.01 Wednesdayおじょうが
「友達の J がパパのこと面白ね!って言ってたよ〜!」
と言うので
ワタクシ「そりゃ〜面白いわな。なかなかあんな顔した人間おらんからな。よく見んと人間って分からんからな。」
と返事をしたら
ぶーちゃん「あんたっていつもむちゃくちゃやな。」
これは我が家の日常会話。
昨日の夕食はごぼうサラダとレンコンのはさみ揚げ。
結構おいしくって。自分で作ったくせに。
それで
「おいしいわ〜。自分で作ったけどおいしいから止まらんわ。」
と言っていると
ぶーちゃん、ボン「そうそう、おいしいわ!」
と同調してもらえたんですが
私的には
「自分でおいしいってさ!自分の料理を褒めてアホか!」
くらいの突っ込みを期待していたので
おもしろくない。アホちゃうくらい言って欲しい
と愚痴ると
ボン、ぶーちゃん「そんなこと言える訳ない。だってママの料理は世界で一番おいしい!」
…。
ワタクシに出会うまでにどんだけまずいもんを食ってきたのか?お気の毒に…。
とまた毒を吐きそうになったけども、飲み込んだわ。「そりゃどうも」とお礼を言っておいたわ。この成長ぶりを見よ。
おじょうは無反応だったんですが、もし息子だったら家来3人を従えた「女王様」よね。
でもぶーちゃんのたくらみは知ってるのさ。
ワタクシ、料理が大ッ嫌いなので
ここで調子に乗ってけなすと
「らっき〜文句言うから作んない!」
となるので予防線張ってるだけなのさ。
愛は駆け引きってことで。
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